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身体障害者の法輪功修煉者が12年間受けた迫害

(明慧日本)私は王安平(55歳男性)です。吉林省梅河口市黒山鎮に在住し、吉林省遼源鉱山事務局の従業員でした。24歳の時、爆薬で魚を爆破した時に、左手を失い、頭部を負傷して後遺症が残り、いつもくらくらしており、心臓病もありました。勤務先で液圧の支柱が倒れて、腰を打ったので、しょっちゅう麻痺したり、痛みを感じたりしました。法輪功を修煉する前は、工場の洗剤や道具などをよく家へ持ち帰っていました。
 
 1995年に嬉しいことに法輪大法(法輪功)と出会って修煉してから、病気はすべて治り、性格も優しくなり、家庭は睦まじくなりました。以前、家に持ち帰った洗剤や道具などは全部工場に返しました。それから、妻も修煉を始め、一家は大法の恩恵にあずかりました。
 
 1999年7.20以降、私は幾千幾万の「真・善・忍」を信奉する法輪功修煉者と同じように、中共(中国共産党)の残酷な迫害に遭いました。10数回も強制連行され、家財を差し押さえられ、一度洗脳班に送られ、何度も不当に拘禁されて、3回労働教養を強いられ、公職を剥奪されました。12年来、私の体は何度も残虐な拷問で苦しめられ、言い表せないほどの蹂躪を受けました。ある日、警官は強行に家に侵入して、物を奪い、私を連行した際、家族・子供と親族達はそれぞれ脅され、ショックを受けました。中共の迫害の中で安穏な生活はほとんどできませんでした。
 
 私は何度も迫害されたため、一家を支えることができなくなりました。私は労働教養所から帰った後、しかたなく路頭に迷い、勤務先から解雇され、しかも身体障害者なので、生活は非常に困っています。私は何度も地方当局へ行って生活の最低保証を求めましたが、私が法輪功修煉者のため相手にしてもらえず、私はまた元の勤務先に仕事の復帰を求めていますが、彼らは互いに責任を人になすりつけており、未だに解決していません。
 
 以下は、私が12年来受けた迫害の一部です。
 
 1999年7.20に、中共の法輪功への迫害が始まった後に、私と他の修煉者は北京へ陳情に行きました。帰ってきた後、勤務先は転向班を開設し、私を強制参加させ、「三書」を書くように強制し、書かなければ出勤を許さないと言いましたが、私は書きませんでした。この期間中、梅河口市公安局の課長・齊貴方は人を連れて私を公安局まで連行し、私の地区で北京へ陳情に行った修煉者の名簿を出すように強要し、出さないと労働教養を強制すると私を脅しました。私は出さずに脱走しました。それからというもの、私と妻はしかたなく路頭に迷っています。家には2人の子供だけが残り、娘は20歳、息子は14歳で、娘がアルバイトをして弟を養いました。
 
 3カ月後、私は職を剥奪され、中学生の息子はやむなく学校を中退しました。
 
 一、梅河口市留置場での迫害
 
 1999年9月、私は他の修煉者と一緒に再び陳情に行きました。北京市公安局は、梅河口市公安局の齊貴方、梅河口炭鉱の公安支局と一緒に4、5台のパトカーで出動し、夜9時頃、10数人が棍棒を手にして、恐ろしい勢いで私のいる所に飛び込んできて、私と妻を連行しました。梅河口炭鉱公安支局の郭海波ら4人が監視して、他の数人は北京で思う存分食べて遊び、しかも『梅河口市夕刊』で罪に陥れたので、彼らは多くの報賞金をもらったと私に教えました。翌日、私達を梅河口市留置場に拘禁しました。
 
 留置場で3カ月の間、警官は受刑者に私を2回滅多打ちするように指示し、私は前歯が1本折れ、全身が青、紫になりました。私は労役をさせられ、毎日朝4時から、夜11時までつま楊枝を選び、間に休憩はなく、ノルマが終わらなければ滅多打ちされます。毎回の食事はトウモロコシの蒸しパン1個と、鉄さびの浮いた黒い水のスープしかありません。夜はほとんど寝つくことができず、私は寝るといびきをかくため、監視役の2人はすぐ私の頭、腰を蹴り、いきなり私の足を踏みにじり、暴力の中で目が覚めて、再び寝ても私はまた暴力に遭うのです。毎晩4、5時間このように過ごしました。
 
拷問の実演:暴行

 彼らはまた、悪らつな言葉で私の人格を侮辱し、あのような精神と肉体の苦しみは、言葉で形容することができません。その時、私は毎日地獄の中で苦しめられ、1日は1年より長くて辛く、3カ月続きましたが、私の意識はもうろうとしていました。にもかかわらず労役、暴行、眠ることを許されない状況が続きました。私の家族が黒山頭鎮派出所の所長・董海方に1500元を渡してから、彼は梅河口市留置場に行き、私を彼が書いた書面に署名させ、私はようやく家に帰ることができました。
 
 二、通化市労働教養所での迫害
 
 2000年11月15日、黒山頭鎮の治保主任は、黒山頭公安支局の局長ら数人を率いて、私の家に押し入り、私財を没収し、私を再び梅河口市留置場に強制連行しました。3カ月後、何ら法的手続きもないまま、私は吉林省通化市労働教養所に送られ、1年の労働教養を強いられました。
 
 ある日、副大隊長の張が私を強く殴ったり蹴ったりしたので、私の体は多くの傷をつけられ、多くの傷跡が残りました。
 
 通化市労働教養所で、警官は毎日洗脳室で法輪功修煉者を非常に狭い腰掛けの上に座らせ、憚らずに法輪功の創始者を誹謗し、私達に対して個人攻撃を行い、転向するように強制しました。私達が少しでも動いたら、ひどく殴られ、午前11時半まで座らなければなりません。
 
 昼食は、トウモロコシの粉粥、蒸しパン1個、一切れの臭い漬け物で、腹一杯にならなくても、それ以上はくれません。彼らは非常に熱いトウモロコシの粉粥を5分で食べさせるので、冷たい水を入れて食べるしかありません。食べ終わるとまた洗脳室に帰り、法輪功を中傷するテレビを見せられます。午後2時から、作業を始めなければなりません。法輪功修煉者は暴力を振るわれるのが日常茶飯事でした。ある日、私はすねを蹴られて負傷し、とても大きい傷跡が残りました。
 
 労働教養所で心身ともに痛めつけられ、約1年後、私はようやく釈放されました。家に帰った後、黒山頭鎮政保主任・李大雪は、何度も家に嫌がらせに来て、私を洗脳班に送ると言いふらし、私は何度も路頭に迷いました。
 
 三、長春市朝陽溝労働教養所での虐待
 
 2003年11月24日、梅河口市公安局は磐石県公安局と結託し、4台の車で出動して私の家に侵入し、至る所をむやみにひっくり返して、20冊あまりの法輪大法の書籍、18本のビデオテープ、1千数元のポケベルと数百元の現金を奪い去り、そして親族の家も捜索しました。私は、妻、2人の子供と一緒に公安局まで連行され、当日夜、私と妻は梅河口市留置場に拘禁され、7カ月後、黒山頭の警官に長春市の朝陽溝労働教養所へ送られ、2年半の労働教養を強いられました。
 
 長春市の朝陽溝労働教養所は、法輪功修煉者に対して、更に人間性を失うような残虐極まりない拷問を行いました。冬に冷たい水を身体にかけ、長時間小さいプラスチックの腰掛けに座らせ、動いたら棒で叩き、皮のベルトで殴り、スタンガンで電気ショックを加え、暴力は日常茶飯事のように起きました。私は1年間労役に抗議したため、毎日小さいプラスチックの腰掛けに座らされました。その後、午前7時から夜6時まで労役を強制されますが、少しなおざりにすると、すぐ殴られました。ある時期、私に毒のゴムをまぜるように強制しました。その匂いをかいだため、顔と全身が浮腫んでしまいました。この奴隷のような生活は2年半に及び、2005年5月にやっと釈放されました。
拷問の実演:冷たい水をかける

 
 
 四、長年路頭に迷う
 
 家に帰った後、私は身体障害者なので、働く所がありません。黒山頭のある工場で、健常者の仕事よりきつく、収入は低いのですが、生活のため働かなければなりませんでした。期間中、梅河口市公安局は何度も嫌がらせに来て、朝陽溝労働教養所からも一度嫌がらせに来たことがあります。
 
 2008年4月28日、黒山頭鎮の郭祥子(幼名)は、梅河口市公安局の副局長、黒山頭鎮派出所の警官ら(合計8人)とともに、家に侵入して私を連行しようとしました。私が抜け出そうとした際、警官は激しく腕のひじで私の口を殴ったので、私の前歯は2本折れ、残りの数本は緩んで、その後ぬけました。同時に法輪功の書籍を没収し、私を梅河口市留置場で拘禁しました。1カ月後、私と于万全さん、李玉華さんの3人は、通化市労働教養所に送られましたが、労働教養所に断られました。私はまた不当に梅河口市留置場で1カ月拘禁され、所外の労働教養1年を科されました。 
 
 数年来、私は何度も連行され、家財を差し押さえられ、拘禁され、一家4人はいつも離散させられ、経済上ひどく貧しい状況に陥りました。たとえ私が釈放されて家に帰っても、家族はいつも私のためにびくびくしており、妻は外に出てアルバイトをして子供を扶養しなければなりませんでした。2009年4月、私は山の中で夜回りをしましたが、給料は年末にしかもらえないので、私の身には一円もなく、山菜を食べるしかありませんでした。今に至っても、私はずっと転々と放浪生活をしており、家に帰ることができず、梅河口市の公安局はずっと私を「重要人物」として監視しており、見逃さないのです。 
 
2011年07月09日

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