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平凡なでき事の中に素晴らしさを見る(一)

 文/中国の大法弟子
 
 私が今日発表することは平凡なでき事ですが、修煉者の歩んできた道は普通の人には歩むことができないもので、大法の中で修煉している大法弟子しかやり遂げることができないものです。それらの全てはこの偉大な法の中、師父の慈悲なる加護とお恵みの中で、大法弟子がはじめて顕すことができるものです。
 
 私は1997年11月に大法の修煉を始めました。法を得る前、運送業をやっていましたが、人に騙されて莫大な借金を背負っていました。ある日の深夜、人々はすでに夢の世界に入っていましたが、私はまだ仕事していました。そのとき私は、星空を仰ぎ見て「天の神さま、私はどの代で罪業を作り、今こんなに多くの難に遭っているのでしょうか」と言いました。
 
 修煉を始めてから、私は今までいくら考えても分からなかったことが分かり、心性が向上してきました。私はどこでも真・善・忍に基づいて自らを厳しく要求し、人と争わず、人を助け、悩みも無くなり毎日楽しく過ごしていました。
 
 1998年の夏、私はある村の友達の車に柴を積む仕事を手伝っていたとき、突然車が坂道の下へ滑り落ちてきました。私は車に巻き込まれ、車の下敷きになりましたが、不思議なことに私の身体はひとつの穴の中に入り助かりました。私の左側に大きな石、右側に木の切り株があり、もし私がどちらかの側に寄っていたら必ず死んでいました。大法はあまりに不思議だと感じました。他の人が追いついたとき、私は車の下で、「私は生きているよ、早く私を引っ張りあげてください」と大声で叫びました。友達のお父さんは「私が新車を買ってあげます。早く病院に行ってください」と言いました。私は「私は法輪功の師父に保護されているので、大丈夫です、新車はいりませんよ。修理すればまだ使えます」と言って家に帰りました。夜、私は彼らに誘われて友達の家にいくと、沢山の人がいて、皆大法のすばらしさに感心しました。
 
 4年後、この友達が家を建てるとき、私に建築資材などの運送を頼み、「運送代をあなたに稼がせたいのです。あなたはあまりに良い人ですから。1日目の運送代を先に払います」と言ってくれました。私は「1日目のお金はいりません。師父は私たちに他人のために考えるよう教えられました。4年前のことはそちらに迷惑をかけましたから、1日目の運送代は当時の損失の賠償金としてください」と言いました。彼らは大変感激しました。私は「私は法輪大法の修煉をしており、師父は私にこのように教えられました」と話しました。彼らは「法輪功は本当にすばらしい、法輪功の修煉者は良い人です」と感嘆しました。
 
 修煉の前、私は私心が重く、忍が出来ない人間でした。私はある村人の家畜が私の畑を壊したことを許せませんでした。修煉を始めてから、私は法に基づいて自分に要求し、その人に対して新しい見方を持ちました。ある日、私はその人から借りていた自転車をなくしたので、同じものを買って賠償しました。数日後、彼は元の自転車よりよくないと言って返品してきました。私は、彼が今回のことをチャンスとみて、もっと良い自転車を欲しがっていると分かりましたが、『転法輪』の中である学習者が福引で子供の自転車が当たった後、自転車に相当するお金を会社に寄付したとおっしゃいましたから、私は師父の弟子なので、今回のことにしっかり対応しようと考えました。私は「好きな自転車を買ってください、そのお金を私が払いますから」と答えました。その後、彼の買ってきたものは元の自転車より高くて良いものでしたが、私は平然と全額を支払いました。彼は音楽をやっている人で、田舎のイベントによく出ていていますが、よくこの件を人々に話して、中共のテレビ局の嘘の宣伝を信じないようにと話しました。
 
 中共による法輪功への迫害が始まってから、私は多くの非難や皮肉、罵りに直面し、妹夫婦からの嘲笑も受けました。ある日、私は沸騰しているお湯でやけどをし、左足のふくらはぎに大きな水疱ができ、足から腰までの7~8カ所に大小の水疱ができました。やけどはナイフの切り傷より痛いと言われていますが、私は痛みに耐えて仕事を続けました。周りの人々は大法の超常さに驚きました。
 
 家に帰ってから、私は針で大きな水疱に穴を開けました。流れ出た水疱の膿は大きな茶碗いっぱいになりました。小さい水疱は気にせず、座禅して正念を発しましたが、毎回の発正念の後、足の下に膿がいっぱい出ました。このような事が1週間続き、ある日痒くて無意識に掻くと、やけどをした皮膚は大きな紙のようにはがれ落ち、ピンクの新しい皮膚が現われました。妹は私がやけどをしてから3日目に、オートバイの排気管で右足にやけどをしました。妹は外用薬や内服薬、点滴を受け、1カ月かかってやっと治りました。妹の主人は2人の違いを見て大法のすばらしさが分かり、「子育てが終わったら、私も修煉します」と言ってくれました。私は彼に『精進要旨』の「退職後に修煉する」を読んで聞かせました。彼はまだ修煉に入っていませんが、私の修煉を支持し、人々の前で大法のために正義の話をしました。
 
(続く)
 
 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/8/245076.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/8/27/127710.html)
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