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24歳の女性修煉者 14カ月にわたる迫害を受け殺害される(写真)

 中共当局により1年以上も不法な労働教養を強いられ、、暴力的な洗脳を受け続けていた武漢市の法輪功修煉者・王玉潔さん(24)が、2011年9月3日午前、死亡した。
 
王玉潔さん
 
 2006年、河北省湖北仙桃出身の王さんは、約100km離れた湖北省武漢市へ仕事をしにやってきた際、法輪功と出会い、それから修煉の道を歩みはじめた。王さんは修煉を始めてから、聡明で仕事もよくできるようになり、彼女に会う人はみな彼女を褒めたたえた。
 
 2010年3月11日、王さんは武漢市満春派出所に法輪功の真相を伝えるシールを貼っていた際、派出所の警官らにより逮捕され、武漢市第一留置場に送られた。王さんは15日間、不法に拘禁され、その後、武漢市江漢区610弁公室の警官らによって秘かに江漢区二道棚洗脳班(中共は「法律教育班」と称している)に移され1年の労働教養を言い渡された。当時彼女は22歳だった。
 
 2010年4月2日、王さんは武漢市何湾労働教養所第6大隊に移送された。隊長・胡芳は、麻薬使用者に指図して、毎日王さんを長時間しゃがませ、睡眠を奪い、一日中立たせ続けた。
 
 胡芳は王さんが妥協しないのを見ると、麻薬使用者の曹文莉に命じて、王さんの左足を傷つけさせた。そのため、王さんは左足が腫れ、ひどい痛みに苦しめられた。曹文莉ともう1人の麻薬使用者・周燕は、手錠とスタンガンで王さんを迫害した。2人は王さんを手錠で固定した後、40分間拳で殴ったり、足で蹴ったりした。王さんは労働教養所に監禁されている時、24時間監視され、他の誰とも話すことを禁止された上、強制労働に従事させられた。また胡芳は人に命令して、施設内の電池を作る作業場に王さんを連行し、彼女を乾燥させたり、体罰を与えるなどの虐待を、朝6時半から午後6時半まで続けた。
 
拷問の実演:スタンガンによる電気ショック
 
 2011年3月11日、王さんは労働教養の期間を満了した。しかしこの日の9時過ぎ、湖北仙桃市610弁公室は王さんを何湾労働教養所から、悪名高い湖北省洗脳班(いわゆる「湖北省法制教育所」に送り、引き続き迫害を継続した。
 
 王さんは湖北省洗脳班に送られた後、一群の邪悟者らに騙され、邪な悟りを語られ、強制的に洗脳され、精神的に蹂躙された。洗脳班の用心棒・劉成(隊長)は、王さんを脅迫していわゆる「決裂書」を書かせた。
 
 このときから、王さんは脚は痛み始め、その後王さんは「転向」を強いられた。王さんは正常に歩くことができなくなり、脚は耐えられないほど痛み出した。しかし彼らは迫害の手を緩めることなく、王さんを帰宅させず、引き続き監禁して洗脳し、治療もしなかった。洗脳班の副所長・張修明は、王さんが歩けなくなるまで、自分と一緒にデタラメな憑き物の気功を練るよう強要した。
 
 2カ月以上洗脳された5月17日、王さんは仙桃市610弁公室の頭目・王楊、国保大隊・肖愛雲により原籍の仙桃へ帰された。帰宅して間もなく、王さんは前額が激しく痛み出し、脚も後頸椎も痛みだし、豆粒大の汗が絶えず流れる状態が2カ月続いた。また、王さんは嘔吐に苦しめられ、何を食べても吐きだしてしまった。王さんの家族は彼女を病院へ送り、注射してもらったが、注射をしてもらうとき、痙攣の状態が現れた。最終的に王さんは治療の甲斐もなく、2011年9月3日午前にこの世を去った。
 
注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/11/246545.html)
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