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中絶を強要される女性法輪功修煉者たち(二)

三、男性警官の監視の下で中絶される

 河南省孟州市城伯郷に在住の耿菊英さんは、1999年12月、法輪功の真相を伝えるため、生後8カ月の娘を連れて北京へ陳情に訪れたが、北京西駅で連行され拘禁された。その後、耿さんは地元に送還され、8カ月の娘も一緒に留置場に拘禁された。耿さんは十分な食事を与えられず、母乳が少なくなった。娘はお腹が空き、よく泣いた。また、尿でズボンがべたべたに汚れでもズボンを乾かすことすら許されなかった。
 
 2002年5月25日、地元の610弁公室と公安局の警官らは、耿さんの自宅に押し入り、耿さんを連行した。当時、耿さんは妊娠していたが、中絶を強要された。中絶は数人の男性警官の目の前で行われた。警官らは耿さんが痛みに耐える姿を見ながら、「お前はきれいだね。お前の中絶をみたかったぞ」などと放言した。その後、耿さんは鄭州市十八里河労働教養所に収容されたという。
 
四、胎児がバラバラにされる
 
 陜西省漢中市漢台区在住の張漢雲さんは、法輪功を修煉し始める前、不妊に悩んでいた。しかし修煉を始めてから半年で、子供を授かった。一家は喜んで、法輪功の師父に感謝の気持ちでいっぱいだった。
 
 しかし、2001年3月、漢中610弁公室の警官らは、臨月の張さんを連行しようとした。張さんは親戚の家に泊まっていたため、難を逃れたが、警官らは建築業を営む張さんの父と弟の仕事場を封鎖し、張さんを見つけ出すように強要した。また、警官らは張さんの夫に手錠をかけ、人々にその姿を見せた。その後、張さんは連行され、洗脳班に拘禁された。
 
 警官らは臨月の張さんを30キロ離れた職業病院に連行し、中絶を行った。胎児が大きかったため、難産となった。彼らは残酷にも胎児をバラバラにして取り出したという。
 
五、促進剤を使って中絶させられる
 
 雲南省楚雄洲交通グループ所属ホテルの従業員だった劉枝萍さんは、1997年8月から、法輪功の修煉を始めた。
 
 2000年前半、劉さんは法輪功の真相を伝えるため北京へ陳情に訪れた。そのため、劉さんは労働教養2年を宣告され、雲南省女子労働教養所に収容された。2000年8月、劉さんは中絶を強要された。
 
 当時、劉さんの姉も同じ労働教養所に拘禁されていた。麻薬犯の話によると、劉さんはいつも殴られたり、太陽の下で晒されたり、強制重労働を強いらていたという。一日中走り続けることを強制されたこともあるという。劉さんの姉は泣きながら、労働教養所の警官に妹が妊婦だということを訴えたが、労働教養所側は逆に、劉さんの家族を呼んで、病院で中絶させようとしたが失敗した。劉さんは転向するまで釈放しないと宣告された。
 
 その後、劉さんは再び病院に連行され、促進剤を使って強制的に中絶させられた。劉さんは心身ともに傷を負ったという。
 
(続く)
 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/10/246514.html)
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