範さんの家族は警官らに範さんが発病した当時の画像や、取り調べの記録を求めたが、刑務所の所長は監視装置がないという理由で拒否した。
範さんは2000年6月28日、三家子郷派出所の警官に強制連行され、11日間拘禁された。そして、天盛号郷にある老人ホームの院長職務を強制的に免職された。
2007年2月の大晦日、範さんは法輪功の真相を伝えたため、四合当郷派出所の警官に強制連行され、2時間不当に取り調べられた。
2008年7月19日夜、凌源市三家子郷及び、天盛号郷の法輪功修煉者・劉樹豊さん、運国林さん、王占剛さん、劉淑蘭さん(女性)、任桂蘭さん(女性)、臧有さん(友)、エン治福さん、範振国さん、高鳳山さんなどは喀左県平房子、桃花池で真相を伝え、深夜1時半に帰り道で平房子郷派出所の警官3人に止められた。
警官らは法輪功の資料を見つけ、法輪功修煉者を強制的にパトカーに乗せた。その後、範さんは抜け出すことができた。
2008年7月29日、平房子派出所の警官らは、地元の共産党書記の指示を受け、範さんの自宅に侵入し、暴力を振るったうえ、範さんを強制連行した。範さんは三家子派出所でひどく殴打されたという。
約4カ月後、範さんは法院(裁判所)で秘密裏に開廷され、懲役8年の不当判決を言い渡され、盤錦刑務所で拘禁された。そこで、苦役的な労働を強いられた範さんはよくショック状態になるという。
情報によると、範さんは2011年9月11日の午後7時40分に突然ショックを起こし、救急車に市の第二病院に送られたが、夜9時40分にいわゆる突然死という理由で死亡を宣告された。一方、刑務所側は3時間後の夜12時45分に範さんの妻にメールで死亡の情報を知らせたという。