文/善慧
【明慧日本2012年5月13日】私たちは毎年2~3回、クラス会を開き、学友が集まります。クラス会で最も話題になるのは「病気」と「薬」で、お互いに自分の体験を話して交流します。どの病気にはどの薬が効くとか、誰々が不治の病にかかったなどです。
私は本当にこの同級生たちに同情し、悲しく思いました。私の健康で病気のない体を、彼らは皆羨ましがっています。「もうすぐ70歳なのに、今も若者のようだ」と言う人もいれば、「心理状態がよく、寛容で楽観的だ」と言う人もいます。二言目には仕事の話をするように、私はいつも彼らに「私は法輪功を修煉しています」と率直に話します。私は毎回彼らに会うたびに、まず自分自身の健康な体、言行、身の処し方を例にして、人々に大法の真相を伝えます。それに加えて共産党のうそ偽りの宣伝を暴露します。皆は「真・善・忍」を信奉し、迫害されている大法弟子たちに対して同情し、私の話に納得します。
昨年の年明けのクラス会では、長年会っていなかった級友・甲と乙も参加し、ちょうど私たちは一つのテーブルを囲みました。私は相変わらず法輪功の話を持ち出し、甲は真剣に私の話を聞いていましたが、乙の話し方は友好的ではなく、彼の心を刺激したようでした。彼は憎々しげに「私の娘婿は公安局で、専門的に法輪功を管理しているんだ。彼らは殴られて死んだとしても当然なんだ」と大声でわめきました。たちまちその場の空気が一変し、私はたまらなく悲しくなり、ついに涙が流れ出しました。私は心を落ちつけてから、彼の顔を見て「どのようにしてこの痛ましい生命を救えるのか」と思いました。彼も自分の失態に気付いたのか、すぐに静かになり、もう何も言いませんでした。
皆で一緒に食事をした時、甲はこれも食べない、あれも食べないと言い、彼は糖尿病を患ってすでに13年になり、病状は深刻で非常に悩んでいると話しました。別れる前、皆は私に真相のDVDを求め、甲も喜んで『九評』と神韻のDVDを受け取りました。私は彼に、帰宅してからよく見るようにと何度も言いました。
1カ月くらい経ってから、級友たちはまた集まりました。その場で甲は嬉しそうな顔で「私の糖尿病は治ったよ。不思議だろう。この前、病院で検査をしたら、血糖値は正常で、とても信じられなかった。もっと大きい病院でさらに検査をしても、すべて正常だった」と話しました。私はすぐに「DVDを見たでしょう」と聞くと、彼は「見たよ! 最後まで見たよ! 本当に素晴らしかった! 私と連れ合いはこれを大事にすべきだと話し合った」と言いました。
甲の話が終らないうちに、乙は力なく「あんたの糖尿病は治ったが、今まで無病だった私は、この前の健康診断で糖尿病がみつかり、非常に深刻な状態だと言われた。本当についてないよな!」と言い、今、急速に痩せていると落ち込んでいました。その時、他の級友が「どうしたの? もともと糖尿病があった者が完治し、なかった者が糖尿病になって、おかしいな?」と口を挟みました。私は思わず「転換したのだよ! 万物には因果があり、これはまさしく転換したのだ!」と口をついて出てきました。彼らには私の言ったことが理解できず、私は彼らの疑問にその一つ一つに解答しました。
私は人を救うため、一昨日乙を訪ねて神韻DVDを渡し「あなたにはまず、大法弟子たちがどのような人なのかを理解してもらいたい」と話しました。私は彼が真相を理解した上で、自分にとって良い選択をするよう望んでいます。