年老いた父親が九死に一生を得た秘訣とは
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文/中国の大法で弟子 高宇が口述筆記

 【明慧日本2020年5月4日】私の父親は80歳を過ぎています。今まで苦労した結果、多くの病気を患っていました。ある日、父は突然意識を失い、私たちは慌てて父親を市内の大病院に搬送し、応急手当をしてもらいました。父は酸素吸入器を取り付けられたまま、全身の検査を受けました。診断結果は冠状動脈性心疾患、慢性気管支炎、動脈硬化、肺気腫、糖尿病、高血圧を患っていました。診断結果を見た医者は対応の難しさを感じ、誰も父の担当医になろうとしませんでした。かろうじて入院し、検査のため採血しようとしたところ、血管が萎(しぼ)んでいて採血ができませんでした。

 院で3日間応急手当をしてもらいましたが、父は意識が戻らず、医者は見込みがないので、後のことを準備するようにと言われました。院でも治療できないなら、帰宅して運命に任せようと私は思いました。

 帰宅後、法輪大法を修煉している1人の親友が「あなたの父親の命を救えるのは、大法の師父だけだ」と言いながら、私に一つの秘訣を教えてくれました。それは、「法輪大法は素晴らしい」と念じ、父の耳元で、法輪大法の師父の説法を流すことでした。私は一縷の望みを抱いて、彼の言った通りにやりました。私も絶えず「法輪大法は素晴らしい」と念じ、大法の師父に父親を救って下さるようにお願いしました。

 大法の師父の説法の第四講を流していた時に、父が突然に目覚めました。父は「この法は本当に素晴らしいな!」と言い出しました。

 わが家族は父の言葉を聞いて嬉しくなり、すぐに父親を取り囲みました。父は本当に生き返りました。私は嬉しさのあまりに涙がこぼれ、「法輪大法は本当に効き目があり、大法の師父が父親を救ってくださったのだ」と言いました。

 翌日、父親は下痢をし、嘔吐も始めました。最初に吐き出したのは黒いモノで、その後、緑色のモノを吐き出し、それが半日間続いた時に、父は「とても疲れた」と言い残して、寝てしまいました。その後、大法を修煉している親友に、これはどう言うことかと聞きました。親友は「良かった。師父があなたの父親のために身体を浄化してくださった」と教えてくれました。

 夜になると父親は目覚めました。「あまりにもお腹が空いたので、ご飯を食べたい」と言いました。私は父が連続して大きなギョウザを六つも食べるのを見て嬉しく思い、じっとその様子を見ていました。3日目になると、父は物を支えにして室内を歩けるようになりました。そして、私に「大法の師父が救って下さった」と言いました。

 その後、父親は絶えず師父の説法を聞くようになりました。父親の身体はますます健康になり、精神状態も良くなり、タバコとお酒を止めました。以前には小さなことでも人を罵ったり、殴ったりしていた悪い性格でしたがこれもなおり、子や孫への慈愛に満ちた親切で優しい父親に変わりました。

 生命の終盤を迎えた一つの生命が、大法の大きな恩恵に包まれて、九死に一生を得ました。あれ以来、私はどこへ行っても、「法輪大法は素晴らしい!」と人々に伝えています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/29/402702.html)
 
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