吉林楡樹市の徐景超さん(85) 刑務所へ入所
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 【明慧日本2020年3月18日】吉林省楡樹市黒林鎮に在住する法輪功学習者・徐景超さん(85歳男性)は、2020年1月の旧正月前に、長春市のある刑務所内の病院に入れられて酷く迫害された。刑務所の名前は家族には知らされていない。

 徐さんは1997年から法輪功を学び始めた。かつて高血圧などを患い、よく意識を失った徐さんは健康を取り戻し、80歳過ぎても野良仕事ができるようになった。嫁も「父は法輪功を学んでから、本当に恩恵を受けました」と言った。

 2010年7月11日の早朝、楡樹市610弁公室、公安局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)は多数のパトカーと警官らを派遣し、複数の町で同じ時間に計画的に多くの法輪功学習者たちを連行し、嫌がらせをした。このような中で徐さんは身柄を拘束され、迫害するために懐家の「秀色山荘」洗脳班に送られた。

 2018年、楡樹市が「ドアノック作戦」を発動し、警官らが法輪功学習者に嫌がらせをした。徐さんも地元派出所の警官らに嫌がらせをされた。2018年10月8日、徐さんは人々に法輪功迫害の真相を伝えた時、地元派出所の警官らに尾行されて録画され、身柄を拘束された。徐さんは不当に連行され、留置所に拘留された。

 同年11月16日朝7時、楡樹市裁判所は徐さんに対して開廷した。

 2019年1月23日午後1時半、楡樹市裁判所は学習者5人に不当な判決を宣告した。85歳の徐さんは懲役2年6カ月、執行猶予3年、罰金1万元(約15万円)の判決を言い渡された。

 同年12月2日、徐さんは法輪功迫害の真相が書かれた資料を配布し、人に「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」を教えて、念じさせたという理由で、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報された。徐さんは自宅で警官ら4、5人に身柄を拘束され、法輪功創始者の写真、法輪功の関連書籍、プレイヤー、法輪功の関連資料などの私物を押収された。

 その後、徐さんは留置所に拘禁され、2020年1月の旧正月前に、長春市のある刑務所内の病院に送られ、ひどく迫害された。家族は何度も留置所を訪ねて徐さんの行方を聞いたが、教えてもらえず、家族との面会も禁じられたままである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/13/402367.html)
 
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