閻淑芳さん 吉林省女子刑務所で迫害がさらに悪化
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 【明慧日本2020年2月9日】吉林省通化市の法輪功学習者・閻淑芳さん(54)は吉林省女子刑務所ですでに2年以上も拘禁されているため、家族は2020年の旧正月に面会を求めたが断られた。さらに、閻さんは刑務所の独房に入れられ、家族との会話が数カ月前から出来なくなったと言う。

 閻さんは延辺州安図県で法輪功の真相資料を配布したという理由で、2016年4月24日に、通化市で延辺州公安局、吉林省公安庁、通化市公安局の警官らに身柄を拘束された。当時、閻さんは警官らに地面に押さえつけられながら、100メートル以上強引に引きずられ、ズボンや靴、靴下まで全部が剥がれ落ち、お腹までも出てしまった。そして閻さんは手枷をかけられ、車に載せられた。同日、通化市では他にも12人の学習者たちが不当に連行された。

 閻さんは一時的に安図順時針時尚ホテルに拘禁された。椅子に縛られたまま、5日間も眠らせなかった。地元の国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官・王剛はプラスチック製の棒で、閻さんの顔を叩いた。そして、警官らは家族を脅かして、金品を押収しようとした。

 2017年3月中旬から5月中旬の間、安図県裁判所は家族に2回開廷すると知らせた。裁判長は同時に、閻さんの弁護士からの「書簡」を戻し、弁護士自ら弁護をやめたと見せかけようとした。家族は弁護士と話し、詳細を明らかにしたことで、裁判長の嘘が解明された。

 同年6月13日、安図県裁判所は閻さん、蒋凱さん、張雲英さん、周秀蓮さんと娘の楊陽さん、通化市の法輪功学習者の5人に対して、開廷した。その後、法廷は2時間未満で閉廷した。閻さんは裁判官に安図県の国家安全保衛大隊の警官らに拷問を受けたことを訴えた。そして、閻さん、蒋さん、張さんは質問に答えないことで開廷に対して抗議をした。

 閻さんは懲役4年の不当な判決を宣告され、2017年12月中旬から吉林省女子刑務所に送り込まれた。閻さんの判決結果及び刑務所に送られたことは家族に一切知らされていなかった。

 閻さんは刑務所で迫害に協力しないとの理由で、食事と労働の時間を含むすべてのを他の囚人と隔離された。隔離されたため、迫害の詳細は知らされなかった。その上、元気だった閻さんは痩せこけてしまった。

 2020年の旧正月に、閻さんの家族は刑務所に行き面会を申し出たが、拒否された。それというのも、閻さんが刑務所側の指示に協力しないということで処遇がさらに悪化し、独房に閉じ込められていると聞いた。閻さんはこれまで、月1回の家族との面会での会話が許されていたが、ここ数カ月前から面会も出来なくなり、さらに酷く迫害されていると考えられる。その後家族は、閻さんを担当する警官らも新たに変わったことが分かったという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/30/400469.html)
 
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