党燕華さん、孫影君さんは吉林省女子刑務所に入監
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 【明慧日本2020年1月14日】家族の情報によると現在、法輪功学習者・党燕華さん(66)、孫影君さんの2人は吉林省女子刑務所に拘禁されているという。家族が面会に行った時に、2人は互いに手を取り合って支え助けあって歩き、その後ろには1人の警官がついて来たという。ひと目見て、2人の健康状態は精神的にも体力的にも良くないので、家族は非常に心配している。

 党さんは中国共産党によって長年迫害を受け、何度も嫌がらせをされ、身柄を拘束されたことがある。また、拘置所に拘禁されて、労働教養処分に科されたこともある。2016年10月25日から、党さんは数回身柄を拘束され、心身ともに大きなダメージを受けた。そして、孫さんも何度も身柄を拘束されたことがある。

 2018年5月21日、党さんと孫さんの2人は突然に行方不明になった。家族が探した結果、2人は吉林市竜譚区新安街派出所の警官らに連行され、拘置所に10日間拘束されていたことがわかった。この際、2人は名前と住所を言わなかったという。

 10日後の5月31日、警官は党さんを拘置所から吉林市留置場に移送し、さらなる迫害を加えようとした。一方、孫さんは「解放」されたが、警官に尾行さて、家財も押収された。その後、孫さんは吉林市留置場に連行された。

 結果から見ると、孫さんの「解放」は警官らが尾行して住所を調べ、家財を押収した。これらは、いわゆる証拠を収集するためだったと判断できる。

 2人は留置場で1年6カ月間拘禁された上に、孫さんは懲役3年2カ月、党さんは懲役3年2カ月の実刑判決を宣告された。そして2019年の末、2人は吉林省女子刑務所に移されて、さらなる残酷な迫害を受けた。

 中国共産党による法輪功への迫害が20年にわたって続いている中、吉林市の法曹機関は年末と旧正月になると、留置場の学習者を刑務所、労働教養所(今は取り消された)に送り込み、迫害を加えるのが常例になっている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/9/398744.html)
 
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