吉林省女子刑務所の独房内での迫害常用手口
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 【明慧日本2019年8月11日】吉林省女子刑務所は以前は長春市黒嘴子にあったが、現在では長春市蘭家鎮にある。1999年7.20に中国共産党が法輪功迫害を発動して以来、この刑務所は吉林省内で女性法輪功学習者を迫害する主要な黒巣の一つである。下記は最近起きた迫害事件である。

 一、法輪功学習者・張桂霞さんは独房に閉じ込められ、99日間拷問され続けた

 2019年2月20日、101室から106室に移動された張さんは、翌日、3人の受刑者に殴打された上に、逆に「騒ぎを起こした」と警官に報告された。警官は真相や真偽を問わず、すぐに張さんを独房に閉じ込めて99日間にわたって残酷な迫害を加えた。

演示:关<span class='voca' kid='85'>小号</span>
拷問の再現:後ろ手に手錠をかけ、独房に閉じ込める

 独房にいた99日の間は洗顔や歯磨き、シャワーなどを一切禁止され、食事は毎回掌ぐらいの蒸しケーキ1個しかなかった。おかずは少量の漬物だけで、しかもある時と無い時があった。水は毎日500ccのペットボトル1本しか与えられなかった。手洗いさえできず、常に汚い手で蒸しケーキを掴んで食べた。

 二、法輪功学習者・雷秀香さんは監視役の受刑者に酷く虐められる

 吉林市の雷秀香さんは今年の2月21日~25日にかけて、監視役の受刑者・王闊により虐められた。ある日、王闊は雷さんの腕を掴んで、雷さんの頭を水の中に入れようとした。幸いなことに、他の受刑者に止められた。雷さんを思いのままに虐め抜くことができなかった王闊は、バケツの冷たい水を雷さんの身体にぶっかけた。当時は厳寒の真冬で、全身びしょ濡れになった雷さんは着替える服がなかった。

中共酷刑示意图:浇凉水
拷問のイメージ図:真冬に頭から冷水をぶっかける

 三、法輪功学習者・相麗傑さんは乱暴に無理やり灌食される

 遼源市の学習者・相麗傑さんは、今年5月30日に独房に閉じ込められた。迫害に抗議するために相さんは断食を始めると、受刑者らに乱暴に無理やり灌食された相さんは、鼻から血が出て止まらなかった。それにもかかわらず、20日間以上灌食され続けた。

酷刑演示:野蛮灌食(绘画)
拷問のイメージ図:乱暴に無理やり灌食される

 四、法輪功学習者・劉秀卓さんは独房に151日間、閉じ込められる

 吉林省遼源市の学習者・劉秀卓さんは、2回にわたって計151日の間、独房に閉じ込められた。そして、顔に唐辛子の汁を噴霧されたため、現在も片方の目は失明し、ものが見えない。

 五、法輪功学習者・金燕さんは3カ月間、独房に閉じ込められる

 信条を堅持する学習者は皆1階に閉じ込められて、シャワーも禁止され、たまに許されても冷たい水しか提供してもらえなかった。食事はほんの少量ほど提供され、いつもお腹いっぱい食べられず、栄養のあるおかずは提供してもらえなかった。だが、警官の言うなりに動く監視役の受刑者らには、警官と同じレベルの食事を提供されていた。親族が見舞いにこない学習者はもっと残酷に迫害され続けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/5/391059.html)
 
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