【明慧日本2020年4月20日】法輪功学習者・範士栄さん(49)は、広東省潮州市の饒平県病院で働いていたが、2020年2月7日に身柄を拘束され、現在、浙江省麗水留置場で拘禁され、ひどく迫害されて身体は衰弱が激しい。
留置場側は範さんを医者に診察させず、親族からの衣服などの仕送りを禁じ、弁護士との面会も禁じた。また、家族が仕送りしてくれたお金も自由に使えなかった。80代の範さんの親は毎日範さんの安否を心配した。
範さんは幼い頃から心臓病を患い、医者にいつも命が危険な状態であると言われた。範さんは医者でありながら、自分の病気を治せなかった。しかし、法輪功を学んでから身体が元気になり、気持ちも晴れた。範さんは法輪功の教えである「真・善・忍」に従い、厳しく自分を律し、コツコツと働き、名利に執着せず、普段は質素な生活をしているが、人を助ける時はいつも物を惜しみなく使っている。範さんは医療費を払えない患者の医療費を自腹で払ったり、生活に困っている友人にお金を貸しても、返済を求めなかった。
範さんは、今まで2回麗水の警官らに連行され、拘禁されたことがある。2012年11月16日、麗水市でアルバイトをしていた範さんは、地元の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、610弁公室の関係者らに身柄を拘束され、水東洗脳班に連行された。同年11月22日、麗水留置場に移送され、12月24日、ひどい迫害で心臓病が再発し、一時出所した。
その後、範さんは麗水から離れ、広東省へ行き、潮州市の饒平県病院で働いた。2020年2月7日、武漢肺炎の拡大で地元公安局は外来の人口を調査した時、地元公安局に連行された。広東省の地方公安局は麗水市に連絡した。
その後、範さんは麗水市に移送され、麗水留置場で拘禁された。
範さんは吉林省出身である。家族は都市封鎖のために地元から離れられずにいる。ここで正義ある人達に、範さんのために助けの手を差し伸べていただき、範さんが1日も早く解放されるように、この件に強い関心を持っていただき、注目していただくように呼びかける。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)