浙江永康市の学習者3人に不当判決と不当拘禁
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 【明慧日本2020年4月9日】浙江省金華市永康市法輪功学習者・楼振康さん(70代)は懲役3年6カ月の実刑判決、そして、施関さんは懲役3年の実刑判決を宣告された。一方、永康市の学習者・施夢巧さんは2020年2月12日に身柄を拘束され、現在は逮捕状を発付されている。

 永康市舟山鎮舟山村の一人暮らしの学習者・楼振康さんは2019年4月23日、自宅で舟山鎮の中国共産党関係者に身柄を拘束された。情報筋によると、関係者らは楼さんの弟と姪から2000元(約3万円)をゆすり取った。しかし、姪は2000元を出しても、楼振康さんに面会できなかったと言う。

 永康市の学習者・施関さんは、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、2018年6月21日、自宅で市の江南派出所、公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、市610弁公室、居民委員会の関係者らなどに身柄を拘束され、花城路39号にある市留置場に拘禁された。この期間、証拠不足でこの案件は検察庁に戻されたが、市610弁公室および国内安全保衛部門は再び施さんに罪を着せようとして、書類を金華市ブ城区検察庁に提出した。

 2019年11月29日、ブ城区裁判所は施関さんに対して不当に開廷し、午後2時に閉廷した。検察庁側は法輪功の無実を書いた真相紙幣、法輪功の書籍などを証拠にし、無理やり証拠をかき集めた。

 唐先鎮大後村の法輪功学習者・施夢巧さんは2020年2月12日の昼頃、近くの象珠鎮派出所の警官らに身柄を拘束された。警官は設置された監視カメラで、施夢巧さんが法輪功の資料を人々に配布していたのを見たという。その後、警官ら20人以上が施夢巧さんの自宅に侵入し、法輪功の関連書籍、パソコン、プリンター、電動自転車などを押収した上、夫の胡鉄軍さんも連行した。翌日昼に、胡さんは解放されたが、施夢巧さんは永康市留置場に拘禁された。

 江沢民グループによる「真・善・忍」を修める法輪功学習者への迫害は、善悪を逆転させたもので、社会の道徳を破壊すると同時に、中国の法制度を誤らせた。その結果、現代の中国は「偽、悪、闘」が当然なものとなり、モラルが崩壊し、汚職などが蔓延し、中国に計り知れないほどの損失をもたらした。そのため、全ての中国人はこの迫害の被害者となっている。

 公安警官、検察官、裁判官は正義と公平を守る立場だが、これら法輪功迫害においては、法律を無視し、610弁公室に教唆され、良心に背き、法律を破り、法律を実施する側でありながら、法律にそむいている。現在の天災や人災が絶えず起きていることは、人間への警告である。直ちに悪行をやめなければ、悲惨な結末を迎えることになるに間違いない。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/26/402971.html)
 
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