浙江省・地元警察 元教師を不当拘束
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 【明慧日本2016年10月22日】浙江省浦江県国保大隊の傅福康は、杭州G20が開催される8月24日、鄭家塢610弁公室および派出所の関係者を連れて華浦磁電会社に押し入り、仕事中の法輪功学習者・陳華良さんを拘束した。

 傅福康は陳さんに態度が悪く、陳さんの自宅での面談を要求した。陳さんは同意しなかったため、鄭家塢派出所に不当に連行された。

 傅福康は陳さんを取り調べ、転向させようとしたが、陳さんはその機を利用して警官らに法輪功が迫害を受けている真相を伝えた。しかし、警官は聞くどころか、陳さんの態度が悪いという理由で15日間拘禁すると宣告し、浦江県拘置所に移送した。 

 陳さんは貴州省市商科専門学校の元教師である。法輪功を学んでいるとの理由で、2004年に懲役3年の不当判決を宣告され、公職からも罷免された。2007年に解放されてからは放浪生活を余儀なくされ、アルバイトで生活を維持している。

 陳さんが鄭家塢に拘禁されていた時、陳さんの母(86)は傅福康らに家に侵入され、法輪功の関連書籍10冊以上、パソコン1台、USBメモリ3台、法輪功の資料2袋などの私物を押収された。しかし、傅福康らは捜査証明書を提示せず、最後に家財押収のリストも渡さなかったという。

 傅福康らは陳さんの母を連行しようとしたが、強く拒否したため諦めた。

 情報筋によると、陳さんは拘禁期間中、何度も警官から転向するよう強いられたが、毎回固く断った。そのため、傅福康は「法輪功を続けるなら、お前を浦江県から追放する」と脅迫した。最後、浦江県公安局は陳さんの上司に、陳さんを公職から罷免する書類にサインさせ、9月8日、陳さんが解放された当日に陳さんを浦江県から追放したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/6/335971.html)
 
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