江蘇省:女性教師 迫害されて重体
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 【明慧日本2015年12月26日】江蘇省連雲港(れんうんこう)市の小学校の教師である法輪功学習者・仲偉玲さんさん(58)は市留置場に34日間拘禁されて痩せ細り、歩行困難となった。

 仲さんの夫・高傳斌さん(62)は職場で何度も模範社員に選ばれ、高い評価をえた。しかし、法輪功を学んでいるとの理由で数回、不当に連行され、労働教養処分・不当判決を宣告された。さらに、定年退職した時、軍人および肩書の待遇から外され、現在の年金では食事代すら維持できず、苦境に陥っているという。

 2001年6月11日、仲さん夫妻は句東労働教養所に2年間、拘禁された。その期間、身体の不自由な母親は面倒を見る人がおらず、餓死してしまった。次男の高曙光さんは両親が連行されたため、進学ができず放浪生活を余儀なくされたが、未だに結婚できていない。

 今年9月15日、警官らは仲さんの自宅を取り囲み、2回嫌がらせをした。その後、嫌がらせをされ続けた仲さん夫妻は、農村に逃げた。

 11月15日、仲さんは市場で警官にカバンを捜査され、法輪功の資料を所持していたとの理由で連行された。当日午後、仲さんは市留置場に移送された。16日、同市の公安支局、カン榆区公安支局、歴荘鎮派出所の警官らは仲さんの家財を没収した。翌日、区公安支局は再び仲さんの家財を没収した。2回、家宅捜索を受けたさい、法的証明書の提示もなかったという。先月27日、カン榆区検察院は逮捕状を発付した。

 仲さんの家には母親(90代)、幼い孫、弟(重度の身体障害)がいて、生活苦に陥っているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/21/320746.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/24/154221.html)
 
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