山東省:小学校の元教師 不正裁判を受ける
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 【明慧日本2015年9月13日】山東省済南市済南鋼鉄グループの元付属小学校教師・王自淑さん(72歳)は先月20日、済南市歴城(れきじょう)区の裁判所で二審を開廷された。同日午前1040分、王さんは手足かせをつけられたまま入廷した。弁護士は裁判官に「王さんの手足かせを外すように」と要求した。

 法廷で王さんは、法輪功を学んで受けた恩恵のことを話した。弁護士は「ここにいる裁判官、弁護士、検察官の皆さんは、多くの汚職、腐敗、強盗などの罪を犯した人たちを見てきたと思いますが、そのような人たちは、法輪功を学んでいる人たちの中には1人も居ないことがわかっているはずです。法輪功を学んでいる人たちは正直だと思いませんか?」と述べた。

 裁判の後、裁判官は「来週、結果を知らせる」と弁護士と家族に説明し、王さんに家族との面会時間を与えた。

 王さんは79日午前、1回目の不正裁判が行われた。当日、王さんの家族は傍聴するため、裁判所に駆けつけたが、入廷のための厳しい検査を受け、かばんなどを持つことは許されなかった。法廷で王さんは法輪功を学んだあと、自身にもたらされた変化を話したとき、裁判官に中断され、弁護士の陳述も中断された。1140分、裁判官は休廷を宣言した。

 王さんは「法輪大法は素晴らしい」と書かれたお守り札を数人の学生に贈ったため、今年321日に連行された。その後、留置場に拘禁された王さんは、家族との面会が許されなかった。裁判当日、傍聴席にいる家族は痩せ細って警官に支えられて入廷した王さんの変わりはてた姿を見て、心を痛めた。王さんの夫は、裁判官に「真・善・忍は良くないのですか? 」と詰問したが返答はなかった。

 公安局鮑山支局と610弁公室の警官は鋼鉄グループに圧力をかけ、鋼鉄グループに勤務している法輪功学習者たちに「転向書」に署名を強要したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/22/314507.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/8/30/152314.html)
 
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