江蘇省の裁判所 女性市民に不正裁判
【明慧日本2015年7月10日】江蘇省蘇州(そしゅう)市の呉中区裁判所は6月3日、同市の法輪功学習者・孫美華さん(48歳女性)に対して、不正裁判を行った。610弁公室の警官は法廷で孫さんの罪を示す証拠を出したが、孫さんの弁護士に「偽りの証拠です」と指摘された。弁護士は「公安局・検察院による孫さんに対する起訴は、法律に従っていません。孫さんは犯罪行為をしていないので、無罪で即刻釈放すべきです」と孫さんの無罪を主張した。
孫さんは2007年11月20日、法輪功を学んでいるとの理由で、5年6カ月の実刑判決を下された。南通女子刑務所に拘禁された孫さんは拷問・侮辱などの迫害を受けた。
2013年、刑務所から出た孫さんは仕事を失ったため、三輪車に乗って味噌を売って生活を維持した。昨年8月30日、孫さんは街で人に自分が受けた迫害のことを話したとき、尾行していた警官に連行され、蘇州市の第四留置場に拘禁された。
昨年12月30日、呉中区裁判所は孫さんの家族、弁護士に通知せず、孫さんに対する不当開廷を企んだが、できなかった。今年5月19日、同裁判所は再び弁護士に通知せず、孫さんに対する裁判を開廷しようとしたが、弁護士は裁判所に駆けつけ、裁判官に「弁護士に知らせないで孫さんに対する開廷は法律違反の行為である」と述べた。そこで裁判官は「では、改めて開廷日を決めたら知らせる」と言った。
6月3日、呉中区裁判所は孫さんに対して不正裁判を行ったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/9/310635.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/25/151247.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/25/151247.html)