青島市民が不当拘禁 弁護士は案件撤回を要求
【明慧日本2015年6月2日】山東省青島市の法輪功学習者・侯宝琴さんは3月12日、不当に連行され、10日間の不当拘禁を受け、その後刑事拘留となった。侯さんの家族は4月3日に、検察庁から侯宝琴を逮捕したという電話を受けた。
4月20日、侯さんの家族が頼んだ弁護士が、普東留置場で侯さんと面会し、警官らの数々の違法行為を知った。たとえば、侯さんに書面の拘留証明、逮捕状を提示しなかった。また、警察側は侯さんを10日間拘留して、満期になってから直接逮捕に切り替え、法律に違反した。
侯さんを尋問する際、捜査人員は侯さんに自分の身分も知らせなかったという。
弁護士は侯さんを連行した治安警察に対し、侯さんは罪を犯していない、善良な良い人であり、事件を取り下げるようにと要求した。
そして、この案件を担当している李滄区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)中隊長に対し、調査処理の過程で多くの違法行為があったため、この案件を取り下げるよう要求した。
その他、弁護士は李滄区検察院へ行き、李滄区の警官らの違法行為を告発した。そして、検察院に改めて逮捕許可を審査し、法律に基いて李滄区公安局の違法行為を監督し、関連要員の責任を追及することを要求した。