【明慧日本2012年8月13日】黒竜江省伊春市の法輪功修煉者・秦月明さんは2011年2月26日、ジャムス刑務所で迫害されて亡くなりました。秦さんの妻と娘は真相究明や法律による解決を求めていましたが、同年、当局に不当に拘束され、労働教養を強いられました。
この事件に対して、黒竜江省の法輪功修煉者たちは2012年6月中旬、秦さん一家の境遇を人々に伝え、署名を集めました。署名活動に参加した修煉者たちは皆、形勢の変化や人々の目覚めを実感したそうです。
「法輪功修煉者はみな、一番良い人です」
アイスクリーム店で、法輪功修煉者が店長と2人の店員に真相を説明した後、店長は「法輪功はどこが悪いのですか? このように扱われるなんて! 私の同級生の中で、何人かが法輪功を修煉しています。私に言わせれば、法輪功修煉者は皆良い人です!」と述べてから署名をし、そして気持ちよく押印しました。2人の店員も法輪功を支持して、法律で悪人を裁くよう求めた上で、署名して押印しました。
アイスクリームを食べた修煉者がお金を支払おうとした時、店長はどうしても受け取ろうとしませんでした。修煉者が再三断って、やっと店長はお金を受け取りました。
署名を待っていたおじいさん
ある中年男性に道端で真相を伝えていた法輪功修煉者は、数メートル離れた所に自転車を止めて、こちらを眺めているおじいさんに気付きました。中年男性は三退し、そして法輪功支持の署名をして押印しましたが、おじいさんはまだ、そこに立っていました。修煉者が近づいて年を聞くと、「70歳ぐらい」とおじいさんは答えました。そこで、修煉者は真相を説明して、秦さん一家への支持を求めたところ、おじいさんは穏やかに、読みやすい字で自分の名前を書いて、そしてきっちりと押印してくれました。最後に三退に同意したおじいさんは「法輪大法は素晴らしい」と修煉者から教えられた時に、「しっかりと覚えました」と答えました。このおじいさんは署名を待っていたのでした。
「私に何かできることはありませんか」
ある修煉者は路上で、ブリーフケースを持った小太りの男性に出会いました。男性は秦さんの写真を見て真相を聞いた後、「私に何かできることはありませんか」と尋ねました。修煉者から「正義の支持を頂きたいです。彼ら一家を早く釈放させ、悪人を裁くために、署名してください」と頼まれた男性は、署名して押印しました。
「署名します!」
ある男性は、妻が乗る車いすを押しながら修煉者の方へ向かって来ました。法輪功修煉者から真相を聞いた彼らは同情を示しました。そしてしばらくして、2人のお母さん(60代)も向かってきて真相を聞きました。「法輪功は確かに良いものです」とお母さんは言いました。
法輪功修煉者から署名を頼まれた夫婦2人はキリスト教の信者で、共産党を恐れて署名を拒否し、お母さんを連れて立ち去ろうとしました。しかし、お母さんは顔向きを変えて、修煉者に向かって「署名します!」とはっきりとした声をかけました。
法輪功は中国でいまだ迫害されており、民衆はいまだ中共(中国共産党)に支配されているにもかかわらず、多くの人は既に恐怖心を乗り越え、正義感と気骨を示しました。黒雲は空を覆うことはできず、迫害が終わる日は必ずやってきます。そしてその時には、自らの正しい選択は自慢できるものとなるでしょう。