文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2014年9月1日】妻は体が弱く、病気がちで、長い間頭痛にも悩まされていました。いろいろな総合病院で治療を受けましたが、顕著な治療効果がなく、病状は改善されませんでした。何もしてあげられない私もとても困惑して、苦しい日々を耐え忍ぶしかありませんでした。1996年、妻は法輪功を修煉し始めました。煉功して間もなく、妻は体が軽く無病の状態となり、彼女は子供のように喜びました。
妻の生き生きとした笑顔を見て、私の沈んだ気持ちも晴れやかとなりました。妻からよく法輪功を煉功しようと勧められましたが、しかし、私の心にある執着は大きな障害となりました。私はギャンブルで貧困から脱却して金持ちになろうとの考えを持っていたため、ギャンブルの悪習から抜けられず、長い間、ギャンブラー達の仲間になっていました。月日が経つうちに、周りの悪い影響を受け、私の魔性が強まり、酷い時は人を殺す気持ちさえ生じ、時には、自分の身の危険を感じる事もありました。そのため、家族はいつもあちこちに逃げ込んだ私を探し、私の安否を非常に心配してくれました。勤め先の工場長や友達も私の危ない状況を見て、何回も私と話し、ギャンブルをやめよう、家庭を大事にしようと説得しました。彼らの誠意はとても伝わりましたが、私の心を変える事ができませんでした。
1997年7月のある日、私は目が覚め、家には誰もいませんでしたが、一冊の本がオンドルに置かれているのを見ました。私は躊躇いながら、妻からいつも習ってほしいと言われ、いったい何だろうか? と少しも気にかけずに、『轉法輪』を開いて見ました。その結果、私の心がぱっと開かれ、視界がぱっと開かれ、私の生命の善良な本性が蘇りました。私は人生の真の意味を知り、修煉による帰途を見つけ、私は悪いものを捨てて、道徳にかなうものに従い、今までのすべての悪習をやめ、過去と別れを告げ、佛法に専念し、修煉の道を歩むことを決意しました。私は大法の真善忍の基準に基づいて、自分を修め、他人のために考えるように努力したいと思いました。
まず、家庭の対立は修煉によって解決されました。私達はお互いに気遣い、助け合い、家庭が暖かくて睦まじくなりました。親戚や友達は誰でも、大法を修煉してから私に起きた変化を嬉しく思い、誰でも大法は素晴らしいと言いました。友達は、「他の人はともかく、あなたは大法を学ばなくてはならない。大法は本当にあなたを変えたのですね」と言い、勤め先の女性労働委員は、「あなたは大法を学んでから、まるで別人のように変わりました。しかも、ますます若くなりました」と言いました。私は、「それは大法のおかげです。大法は私の望みのない運命を変えてくださったのです。人間は悪を修めてなくし、佛性を満たせば、頭の中にすべて慈悲の善の念が詰まれば、それは顔に出ます。心が優しければ、見た目も若くなります。病気治療と健康保持にも素晴らしい効果があるのです。大法は道徳観を高め、思想の境地を昇華させ、国にも国民にも百利あって一害もありません」と言いました。
その後、友達に紹介され、私は鉱山でアルバイトをすることになりました。しかし、私が働く鉱山では、管理制度が不十分で、透明度が低く、それに、近年の道徳理念の低下、良知の喪失、ただ利益だけを追求する風潮の下、働く人々は上から下まで結託して、グルになって悪事を働き、それぞれの権益を利用して旨味を吸い取り、誰もが苦心して鉱山所有者から利益を盗み取ろうとしていました。利益の前で、良知は何の価値もなく、権力は金をかき集め、私腹を肥やす手段となっていました。この腐敗した社会に直面して、鉱山所有者もとても困惑して、どうにもならず、徹底的に改善する良策も見つけられません。彼は時々私達と世間話をして、「今の世の中は、親族や友達も信用できない。マネージャー達は何度も変わりましたが、形式は変わっても中身は変わりません。働く人も賄賂を使って、女性や食事で誘惑して、私利を騙し取っている」と言いました。
修煉者として、どうすればこの複雑な環境の中で、自分を律して、また、しっかり仕事を管理する事ができるでしょうか? 私は鉱山で品質管理を担当しています。私の場合、お金と女性による誘惑があれば、修煉者の態度できっぱりと断り、また常人社会の人間関係に立って、人々を差別せず平等に対処し、公平に対応し、原則を謹んで守り、すべての賄賂と騙し取る行為を食い止め、同時に彼らの不正を正し、正義を助け、歪んだ風潮を阻止するようにしました。
私は公平な立場に立って、鉱山所有者に対しても、労働者に対しても責任を持って対処しました。鉱山の労働者は大法弟子が管理した方が良い、賄賂を使わなくても受け取るべき報酬が得られるから、安心すると言います。以前、鉱山の労働者は鉱物の品質検査を受ける時、皆は検査が終わるまでその場をチェックしていましたが、今は鉱物を置いて、安心してその場を去って、翌日に検査票を取りに来ています。私は鉱山の労働者からすっかり信頼されるようになりました。時には、彼らが私に電話を掛ける時、またはどこかで会った時、挨拶の言葉は「法輪大法は素晴らしい」となっています。彼らはみんな大法の事をとても受け入れています。
私は作業員から幹部まで一致した好評を博し、鉱山所有者からも大変評価されました。そのため、年末に1万元の奨励金をいただきました。鉱山所有者はまた、会社の財務管理と品質管理の部署の責任を全部私に任せました。私は課長のポストで、実際の仕事の中で大変な努力によって、会社に無私で公正で信用のできる道を切り開きました。私は大法を学び、真善忍の基準で自分に要求し、心に法を置くことで自分を律し、金銭や美女の誘惑のある複雑な環境の中で、泥から出たのに染まることがなく、この曲がった道をまっすぐに正すことができました。