文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年8月3日】80歳になった私は幼いころから出家修行を夢見ていて、1998年に幸運にも法輪大法に出会いました。学法と煉功を始めて10日も経たないうちに、胃腸炎や腰椎突出症などの病状が消えて、真に無病の状態を体験しました。その時から私はずっと健康を保ち、再び薬を飲むことはありませんでした。
大法が迫害されてから、私は学法と煉功を継続しましたが、それほど精進していませんでした。ある日、私は近くに住む2人の同修と相談し、わが家でグループ学法を始めました。2003年、私たちは村内で唯一の資料点と連絡が取れるようになり、その時から週2回のグループ学法を行い、法輪功の資料を配り始めました。当時、私はいつも夜中の12時から配り始め、資料が少ない時にはチョークで壁に「法輪大法は素晴らしい!」と書いていました。ある日、資料を配っている最中に、犬が突然飛び出してきました。びっくりした私は犬に「吠えないで、あなた達を救いに来たよ。『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』と覚えてね」と言いました。犬は静かに去っていきました。
2013年のある日、私は不注意で煉功用の音楽プレイヤーを床に落としてしまい、「ごめん、ごめん」と拾いながら言いました。しかし、つけてみると、音楽がうまく流れなくなりました。新しいものを買おうか、どうしようかと悩んだ私はプレイヤーと会話することにしました。「プレイヤーよ。ごめんなさい。不注意であなたを落としてしまった。あなたも命あるもので、私と縁があって一緒になり、大法のためにきたよね。一緒に師父のお助けを求めましょう。あなたは必ず直るよ」。翌朝、煉功しようとプレイヤーをつけてみると、美しい音楽が流れて、すべてが正常に戻りました。私は感動の涙を流し、師父に感謝しました!
ここ数年、修煉環境がだいぶゆったりしてきました。私たちは午後に学法し、午前中の時間を利用し市場で真相を伝えることにしています。どんな人に出会っても資料を手渡して、直接大法が迫害されている真相を伝えています。
ある日、私は幹部だった共産党員に三退を伝えました。彼は三退を拒み、私に「あなただからほっときますが、他人ならすぐに通報しますよ」と言いました。私は笑って「あなたはそんなことをしませんよ。口下手だからうまく言えませんが、この冊子をよく読めばすべてが分かります」と言いました。しばらくしてから、市場で再び彼に会いました。今回、彼は気持ちよく三退しました。
別の日に市場で真相を伝えているとき、隣の人が「あなたは話すのに夢中ですが、カバンは消えましたよ」と言ってくれました。誰かが新しい資料を求めようと、私のカバンを持って行ったようです。その後、その人がカバンを返しに来て、私たちは顔を合わせて笑いました。
私は常にこのように自問します。「師父の要求を全うしたか? どれくらいの人心を放下したか?」と。80歳になった今、思えば思うほど焦りを感じます。当初、あれほど夢見ていた修行が実現した今、時間を大切にし、自分を厳しく律し、人間の一切を放下できれば必ず師父について家に帰ることができると信じています。