退職した元公安副処長 家族との面会許されず
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 【明慧日本2017年9月14日】(河北省=明慧記者)元河北省邯鄲市の法輪功学習者・栗从春さん(72)は、以前、邯鄲市公安局第6処の副処長であった。軍隊に入ったことがあり、チベットの国境警備のタングラ山口歩哨所に十数年駐在したことがあった。

 1994年11月、同僚の紹介で、栗さんは法輪功を学習し始め、わずか26日で奇跡が現れた。長年のメニエール症候群、胃病、関節リウマチ、腰椎の骨増殖症、内外痔核、肛門裂傷、心臓病などの頑固な病気が消えてなくなった。

 このような善良な老人が、ただ真・善・忍を信仰するだけで何度も中国共産党に迫害された。2000年3月、栗さんは自宅でほかの学習者たちと交流したことで懲役5年の刑を下され、給料と公職も剥奪された。

 今年3月1日、栗さんは肥郷の留置場から河北冀東第5刑務所に送られた。迫害されてから今まですでに6カ月経ったが、刑務所は栗さんの家族と面会させず、仕送りさえ許さなかった。

 5月8日に、栗さんの息子・栗小強さんが、河北冀東刑務所へ栗さんを面会しに行った。しかし、栗さんは刑務所側の転向の要請に反対し転向しなかったため、面会できなかった。

 家族が、「邯鄲から冀東刑務所まで来るのは非常に遠く、ここに来るのは非常に難しいので、是非とも、面会させてください」と何度も頼んだが、刑務所側は面会させなかった。

 仕方なく、栗小強さんは父と電話するだけでも良いと頼んだが、それさえも許されなかった。栗小強さんは、「お金だけでも、父に渡してほしい」と求めたが、これも一切許されなかった。栗小強さんは何もできず、仕方なく、しばらくして家に帰った。

 1999年に中国共産党が法輪功の迫害をはじめてから、唐山市の東南にある冀東刑務所はずっと法輪功学習者を手を緩めること無く、迫害し続けている。多くの学習者は迫害によって病状が厳しくなり、ある者は身体障害者になり、ある者は迫害されて死亡した。

 2015年10月10日、河北省タク州市の鉱山局の高級技師の学習者・董漢傑さんは、河北省冀東刑務所で迫害されて死亡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/10/353573.html)
 
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