それは、同修のためでしょうか
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年10月14日】最近、派出所や社区の関連人員は大法弟子に嫌がらせし、玄関で「ノック行動」をしています。当地の同修はほとんど嫌がらせを受け、ある同修は数回嫌がらせを受けましたので、恐怖心が起きてしまい、資料を作成するのを恐れ、プリンターも送り出しました。大法書籍も家に置くのを恐れて子供の家に置き、家にはたった1冊の『轉法輪』しか残しませんでした。時に師父の写真を飾るのを恐れ、ノートパソコンを目立つところに置くのも恐れていました。彼女は私に、もう資料を作らないので、当地の同修用の真相資料の作成を私に担当してもらえないかと相談しに来ました。なぜなら、私は警官の「ノック行動」や嫌がらせを受けたことがなく、これまで私達2人はずっと協力し合ってやってきたからです。

 この状態の中で、私は毎週明慧期刊を110冊以上印刷し、『明慧週報』、真相チラシを110部以上を印刷し、『九評』を10冊作成し、また真相シール、展示ボードなどを作りました。真相シール、展示ボードは私の人を救う主要プロジェクトであり、真相資料は他の同修が一対一で真相を伝えるときに、人々に配るためのものです。私はかなり忙しく、毎日集団学法に参加することができませんでした。しかしながら、同修達には人を救うための資料を提供できました。師父を助け、法を正すことに微力を尽くすことができるのも、師父が私の安逸心を除去してくださったお陰で、この環境は私にとって精進し、実修する良い機会でした。

 ある日、しばらく会っていなかった同修が、我が家にやって来ました。私が資料作成に忙しくしており、家に置いてあった数々の物を見て、「あなたの家は大きな資料点になりましたね!」と言うので、「大きい資料点ではないですよ、ただ『九評』の作成が増えただけですよ」と答えました。同修は少し考えてから、「じゃ、学法しましょうか」と言いました。

 一講学び終わると、「あなたは以前の学法では、ほとんど読み間違いはありませんでしたが、今回はなぜか読み間違いが多いいですね」と同修に指摘されました。私は、「毎週2千枚近くの資料を印刷しなければならず、落ち着いて学法する時間がなく、時々資料を印刷しながら学法していました。また資料を作成しないとき、学法しても落ち着かず、『まだあとどのくらいの資料を作らなければならない、早く同修に渡さなければ、人を救うことが遅れてしまう』とずっと考え、落ち着いて学法する余裕がありませんでした」と話し、同修がどのような嫌がらせを受け、現在資料を作成しなくなったのかを交流しました。私は自己肯定感が強く、自分の精進を自慢しました——全体と調和するために、同修が恐れて作らなければ私が作る。世人に真相を伝えることに影響してはいけないと思っています。

 しかし思いもよらず、「それは利己的な言い方で、人の道を外れていますよ!」と、この同修に言われました。利己的で、しかも人の道を外れていると言われ、私は腹を立てて声をあげて、「私は精進し、黙黙として尽くしています」と彼女に言い返しました。

 同修は私が悟っていないと見て、自分の高ぶる情緒を押さえ、声を下げて、「あなたは最近某某、某某某、また某某某同修に会っていますか? 彼女達は以前すべて家庭資料点を設置し、資料を作成し、精進していた大法弟子ですが、邪悪からの干渉を受け、現在、全員が資料を作成するのを恐れて作らなくなりました。一部の学法グループの同修は警官からの嫌がらせを受けたため、家にも帰れず、泊まれず、親戚の家に隠れています。集団学法に影響し、しかも常人のトラブルもどんどん増えてきて、修煉状況があまり良くありません。このままでいると、邪悪に按排された道に従うことになるのではないですか?」と諭しました。

 そのとき、私はなぜ同修に利己的だと言われたのか、やっと分かったような気がしました。私は同修の立場から何も考えていませんでした。同修のために資料点を復活すべきであり、これからはお互いに協力し合い、一緒にできるだけ多く学法し、邪悪を解体させ、恐怖心を取り除き、修煉の道を共に精進してく決意です。

 「ノック行動」:江沢民を告訴した修煉者の自宅を訪れ、玄関をノックして、修煉をまだ続けるか尋ね、写真を撮ろうとするなど、修煉者に恐怖を与える警官の行動のこと。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/15/353752.html)
 
関連文章