文/内モンゴルの大法弟子 口述、同修 整理
【明慧日本2018年3月26日】私は今年88歳で、1998年に法輪大法を修煉し始めました。修煉前は心臓病や胃もたれ、眼球混濁、脊髄小脳変性などの疾病がいつも私を苦しめ、トイレに行くのにも目が回り、何年も薬を飲んでいても低調のままでした。そかし、これらの根深かった病気が大法に出会い修煉を始めて、18日以内に不思議にも完治しました! なんと、視力が0.3だった両目が、今は眼鏡をかけなくても正常に本を読んだり、物を見ることができるようになりました。
今、私は体がよくなり、いつも外に出掛けて活動しています。このすべては師父の慈悲と佛法の偉大さを裏付けたのです。それからというもの、私は精進し、着実に修煉する決意を堅くしました。
法輪大法を修煉していたために、街の主任と地域の警官が毎日訪問して騒ぎを起こし、私に修煉を放棄させようとしましたが、私はいつものように大法を堅く修めました。修煉を始めて2年目、息子が心筋梗塞のためにこの世を去りましたが、大法は涙に暮れていた私を迅速に抜け出させてくださいました。
師父の教えを理解しもっと多くの人を救う
師父は説法の中で、人を救うことがとても重要であると何回も説かれ、「現在、最大のことは衆生を救い済度することにほかなりません。多くの人を救ってください! これは即ち、最大のことです」[1]、「衆生を救い済度することが第一位のことであり、ほかでもなく、人を多く、多く救ってください」[2]と説かれました。
師父は私たちに多くの人を救うようにされたので、私は師父の教えをよく理解し、この数年、真夏や真冬の下でもほとんど毎日外に出て、真相を伝え人を救いました。師父の慈悲なるご加持の下、この数年、面と向かって真相を伝えることによって、1万1600人以上の人を三退させました。毎月、基本的な生活費用を残す以外は、残りの退職金すべてを人を救うために使い、これらのお金は主にタクシーに乗って真相を伝えることに使いました。十数年間、町全体のタクシーのほとんどが私を知っており、道で私を見かけると車窓から私に向かって敬礼し感謝したり、遠くから私に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫ぶ人もいました。またある人は「三退」した後、その場で携帯電話を取り出して、私が伝えた真相を自分の妻にも伝えました。
真相がわかり、福報を得た衆生の事例はもっとたくさんあります。
輪タクの車夫をしていた親方が、車を待っていた私に「おばあさん、私の話は本当に役に立つのであなたに伝えるよ。おかげで私の腰痛と心臓病は良くなり、せきも出なくなったよ!」と呼びかけて来ました。
「『法輪大法は素晴らしい』と心の中で念じれば病気を治療できる」という福音を輪タクの車夫たちに私が伝えているのを、附属病院の前にいた2人の患者の家族が聞いて「私には福がある! 私は佛様にお会いした!」と言いました。
また、真相を聞いたことのある女性が道路で私に向かって手招きし、私が近づいて来て「おねえさん、私の話は本当に役に立つのであなたに伝えましょう、私は足が痛くなくなりましたが、今はどこへでも歩いていけるようになりましたよ」
あるおばあさんが2キロの道をわざわざ私に会いに来て、私の肩を叩き、親指を立てて「いつも『法輪大法は素晴らしい!』と念じていたので、脳血栓がもうすっかり回復したよ」。目の前にいるこのおばあさんを見て、1カ月前に真相を伝えたことを思い出しました。そしてバス停の前で、今度はそのおばあさんの息子に会うと、その息子は大勢の人の前で私に向かって合掌しておじぎをし、自分の母親のことで私に感謝の意を表しました。
もちろん、真相を聞いてもあまり理解しない人もいます。タクシーを運転していたある女性ドライバーは真相を聞いた後「平安を保つようなこんな大きなことを、あんたのようなおばあさんが決めることができるのかい?」。そこで、私はその女性ドライバーに伝えました。「私が人を救っているのではなく、私の師父が人を救っておら、師父は私のそばで見ていらっしゃいます!」
また、中国共産党に深く騙されている人もおり、私が大法について話すと共産党の嘘ばかり話すので、私はその人に「あなたは江沢民の毒の中毒になっています」と伝えました。しかし、それでもその人は話をやめなかったので、その人に罪を犯させるのを防ぐため、私は黙るようにその人に厳粛に言いました。また、私が真相を伝えているのをある私服警官が聞き、直接証明書を出して見せてきたのですが、私は気に留めず逆にその私服警官に「あなたが警官だからといって、それがどうだというのですか? 平安が保たれることをあなたに伝えることは間違っているのですか?」と尋ねました。
これらの衆生は正反両面でさまざまな行為を行いましたが、ある一つの面では、大法に同化すれば、確かに健康と福寿を得られることを人々が認めたことを実証しました。しかし、別の面では、中国共産党の悪影響による人々に対する毒害や、本当に深く真相を知らない多くの人々のために大法弟子が救いに来るのを待っている、ということが現れました。
真相を伝える時、私に差別の心はなく、かつて制服を着た警官を救ったこともありますし、また、タクシードライバーを装った国家安全局のスパイにも会ったことがあり、そのスパイは私の生まれと年齢、そして住所を寸分も違わずに話しました。さらに、私は公安局ではとっくにマークされている、ということを話し、そしてすぐ話題を変えて「しかし、マークしても意味がない、あなたのように80歳を越えた人には、誰も何もできないからだ」と言いました。このスパイの話はまったくその通りだ、ということを私はわかっており、確かに誰も私を動かせませんでした。それは私の年齢とは関係なく、師父が私を加護してくださっているからで、三つのことをしっかり行いさえすれば、師父はいつでも私たちのそばにいらっしゃいます。
様々な手段で人を救い、異言語でも人を救う
師父は「人民元の紙幣に『法輪大法が素晴らしい』、『脱党』を書いたと言っている人がいますが、(皆笑って) 私に言わせると、本当に良い方法です。(拍手) このお金を捨てることも、処分することもできないのです」[3]と説かれました。
この説法を読んだ後、この方法で広く人を救おうと決心しました。しかし、その時、地元には紙幣に印字する道具がなかったので、黒いカーボンペンで1元紙幣の上に真相を書き、全部で1万1400枚以上書きました。真相紙幣を使う時は、お守りを大切にするのと同じように、この真相紙幣を大切にしなければならない、と縁のある人に伝えました。また、お札に書かれている文字は自分で念じるだけでなく、家族にも伝えて念じさせなければならない、とも伝えました。
私が書いた真相紙幣を手に取ると「天は中国共産党を滅ぼせるのですか? 共産党には近代的な武器があり、飛行機と大砲があるのに滅ぼせるのですか?」と言った人がいました。そこで私は「何を言っているんですか、人の方が大きいのですか、それとも、神の方が大きいのですか?」と反問しました。すると、その人は何も言わなくなりました。たまに年齢が高い人に真相を伝えると、たいてい記憶力があまり良くないおばあさんに出会うので、おばあさんたちに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えておくように言っても覚えられないので、いつも用意している真相紙幣を取り出しておばあさんにあげ、書かれている字の通りに念じるように言いました。
真相を伝え始めたころは、地元で大法のお守りが足りず、3543枚の白い紙に真相を手書きして、福の字が書かれたビニール袋に入れ、それらを一軒一軒玄関に貼りましたが、その書かれた真相は以下のようなものでした。
「法輪大法は正法で、法輪功は世界で80(その年の数字)以上の国と地域に伝えられ、ただ中国でのみ迫害を受けている」、「『真・善・忍は素晴らしい』と心から念じれば福報がある」、「法輪大法は素晴らしく、病気治療と健康保持に不思議な効果がある」、「中国共産党は法輪功修煉者から生きたまま臓器を摘出し、それを高額で販売し暴利をむさぼり、良心をすっかり失なっている」、「天が中国共産党を滅ぼすので、すぐに党、共青団、少年先鋒隊を脱退して平安を保たなければならない」、「天下の書籍『共産党についての九つの論評』を早く読もう」、「みなさん、早く目覚めましょう! そして、すばらしい未来を選択してください」、「党、共青団、少年先鋒隊を脱退した人は、すでにxxxx万人以上になりました!」、「天安門焼身自殺は天を欺く嘘っぱちです」などでした。
私は少数民族で、モンゴル語と中国語の二つの言語をうまく使うことができるので、中国式の長着を着た北部から来たモンゴル族の同胞に会った時はいつも、自ら進み出て同胞たちと話し、モンゴル語で真相を伝え「三退」を勧めました。すると、真相を聞いた後に「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』はモンゴル語でどのように言えばいいのか?」と私に尋ねる人もいました。しかし、その時はまだモンゴル語の大法書籍がなく、私は困ってしまい「『真・善・忍』の3文字は佛法だから、決まった言い方があるかもしれないので、私の考えで勝手に翻訳することはできない」と私は思いました。しかし、今はモンゴル語版の『轉法輪』がすでに世に出ているので、今後、モンゴル族の人々に真相を伝える時に、参照できるようになりました。
夢の中の悟りと師父の励まし
以前は、私に対する誰かの態度が悪かったりすると、いつも外に向けて探しており「あの人はなぜ私にこのようにするのだろうか?」と感じていました。私はあの人に何も悪いことはしていないのにと思い、目に映るのは他人の欠点ばかりでした。その後、師父が『轉法輪』の中で「修煉するにあたって、具体的なトラブルに対処する時、誰かに辛く当たられたりした場合は、たいてい次の二つの状況が考えられます。一つはおそらく前世にその人に対して何か悪いことをしたのかも知れません。あなたは、『どうしてわたしにこんなひどいことをするのだろう?』と言って心のバランスをくずすかも知れませんが、しかし、あなたはなぜ前世でその人にあんなことをしたのですか? 『あの時のことは知らない。現世は前世と関係ない』とあなたは言うかも知れませんが、そういうわけにはいきません」と説かれているのを読みました。
師父はさらに「いままで修煉しても向上できない、どうやって修煉して向上できるのかと悩んでいる人がいました。誰にしてもトラブルに遭遇する時自分のことについて反省しないことが最大の妨げなのです。自分が苦痛を受け、たいへん不幸な目にあったのに、さらに自ら反省して、自分のどこが間違っていたのかを探す、そこまでできるのは本当に難しいことです。誰かがそこまでできたら、この道、この修煉の道において、そしてあなたの永遠の生命において、あなたを妨げるものはありません。これは本当のことです」[4]と説かれました。
この説法を読み終わった後、私は内に向けて探し始め、解けない問題に遭遇した時は法に基づいて「自分は前世でその人に申し訳ないことをしたのかもしれない」と考え、このように考え方を変えた後は、もう外に向かって探さず、心の中は静かになりました。
しかし、これは修煉を始めた時だけのことで、私には取り除かなければならない多くの人心がまだありました。ある時、夢を見て、私は口を聞けない人と身振り手振りでケンカしていました。そして私は、闘争心を取り去るように師父が悟らせてくださったのだ、とわかりました。たとえば、常人に真相を伝える時、相手が三退せず、信じなかったりすると怒りだし「彼らが法輪功を信じないのならば、遅かれ早かれ江沢民と同じように淘汰されるはずだ!」と思いました。闘争心が出てくると、修めることによって得られた慈悲心は、覆い隠されてしまいました。このことに気づいた後、私はできる限り自分をコントロールし、何度も心の中で「闘争心は共産党文化の悪影響であり、人心であるので必要ない!」と自分に注意しました。
またある時、弟が帰らなければならない夢を見て心がつらくなり、家族の名残を惜しむ感覚がありました。これは情に対する執着であることに気づき、そして、情に対する執着は夢の中だけにとどまらず、現実の生活の中にも、さらに明らかになってきました。たとえばある時、私は息子のためにセーターを編んでいたところ、ちょうど息子の嫁も息子のセーターを編んでいました。しかし、半分まで編んだところで毛糸が足らなくなり、そこで当然のように、嫁の毛糸をもらって引き続きセーターを編んだのですが、嫁が編んでいるセーター用の毛糸が足らなくなるかどうかなど、全く気にせず、息子は私が生んだのだから、嫁よりも私の方が関係がずっと深いと、息子を偏愛しました。これらの修煉者の基準に合わない挙動は情から派生してきたもので、私が取り除かなければならないものでした。
執着に関する夢以外にも不思議な夢を見ました。ある時、目の前に上がったり下がったりしている階段がある夢を見て、足をかけることができなかったので、私は手を使って上りベランダまで上がると、多くの学生がそこに集まっているのが見えたので、階段を踏みはずさないように注意しました。しかしそれは、下側が底も知れないほどの淵になっていたからです。同修と交流した時、夢の中の学生は私が救った衆生である、と同修は言いました。また以前は、大海原をまたいでいる狭い道を渡っている夢を見て、どうやって渡ればいいのか、と心の中で心配しました。私が近くまで歩いていくと、その道は突然広くなりました。師父がこのような方法で弟子を励ましてくださっているのだ、とわかりました。
このような励ましは、現実の中でも現れました。たとえば、本を読んでいた時に無数の金色に輝く星々が現れました。真相を書いていた時に、筆の先が白く輝いているのが見えました。三退名簿を記録していた時、目の前で法輪が回転していました。自分の体が光っていることが肉眼でも見え、その輝きはピンク色で、5ミリぐらいの幅で、さらに1日中私を包み込んでいました。状態が良い時は、道路の街灯が上から下へ向かって7色の光を発しているのが見え、昼間の太陽と夜の月が紫色の輝きを発しているのが見えました。師父の「広州での説法」を学んでいた時、師父の頭上と肩に紫色の大きな輝きがあるのがはっきりと見え、家の師父の写真の前の花瓶も同じ光が現れていました。私の家のリビングルームの窓ガラスに優曇華(うどんげ)の花が2回咲き、たとえ雨風にさらされても、花弁は新しいままで咲き続けていました。
私の家族は私の体が健康になった奇跡と修煉体験を目撃しているので、私の修煉を無条件に支持してくれました。私が真相を伝えに出かけた時は、家族は私の替わりに室内をきれいに掃除し、退職金の一部を人を救うことに充てていることも黙認していました。
私の甥は同僚が真相を伝える貼紙を破ろうとしているのを見て、制止してくれました。また、忙しく印字して、私が『轉法輪』の字を改めるのに協力してくれました。ある年の冬、甥が夜中に運転している時、突然凍った路面に出くわし、ブレーキを踏んだ後、車はセンターラインを越えて滑り出し、最後は道の端で止まりましたが、なんと車輪の下は崖になっていました。大法が甥を救ったのだ、と家族にはわかり、危うい命がギリギリのところで助かり、甥は無事に危険を免れました。
偉大なる師父の慈悲深い済度の恩に感謝申し上げます! 私は師父のお言葉を理解し、自分をしっかり修め、人を救う使命を成し遂げます。
ありがとうございます、師父!
ありがとうございます、同修の皆さん!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法八』「二〇〇七年ニューヨーク法会での説法」
[2] 李洪志師父の経文:『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』
[3] 李洪志師父の経文:『ロサンゼルス市法会での説法』
[4] 李洪志師父の経文:『シンガポール法会での説法』
(明慧ネット第14回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)