建築作業員寮に 新唐人テレビを設置
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年4月17日】私は1997年から修煉を始めた古い大法弟子です。1999年7.20、中国共産党が法輪功を迫害してから、私は3回も不当に労働教養を科され、2012年には地元の公安局にネットで指名手配され、そして、2008年2月から現在まで、県の610弁公室の命令により、年金の支給が停止されました。この10年間、地元を離れ、地方でアルバイトをして生活を立て、苦労をなめ尽くしました。しかし、どこへ行っても、自分が大法弟子であることを忘れず、真相を伝え、人を救うことを常に心がけてきました。

 私は出稼ぎで、ある建築作業場で炊事係をしています。普段、様々な人と接する機会があり、また、作業員達と一緒に寮に泊まっているため、真相を伝え、人を救うのにとても好都合です。毎日食材を仕入れに出かける時、必ず店主達に真相を伝えます。そして、ほとんどの人が三退しました。より多くの衆生を救うため、私は毎日市場を変え、違う店で食材を買い、真相を伝えています。

 ある日、雨で現場の仕事が出来ないので、若い作業員3人が散髪に行きました。そこで、ある理容師が彼らに真相を伝え、三退を勧められたそうです。彼ら3人は「僕らの炊事係もあなたと同じように法輪功の修煉者ですよ。その人の勧めで僕らはすでに三退しました」と理容師に言ったそうです。その話を聞いた私は、翌日、食材を仕入れに出かけた時、その理容師をしている同修に会いに行きました。そこで、『明慧週刊』や法輪功に関する資料を入手することができ、そして、タイムリーに師父の新しい経文を拝読すること出来るようになりました。私は感激して涙が流れ、師父の慈悲なるご加護と按排に心から感謝しました。

 毎日作業員達が出勤してから、私は宿舎で1人になり、時間を切り詰めて法を学び、ある時は1講読み、時間のない時はその半分くらいを読みます。それから、仕入れに出かけ、帰りに真相を伝えるようにしました。夜、時々懐中電灯を使って法を学ぶこともあります。

 師父は私達にしっかり法を学び、心を修め、執着心を取り除くよう教えてくださっていますので、私は毎日自分に「怒りっぽい性格を改め、しっかり仕事をし、他人のどんな態度をみても、それは自分の心性を高めるためである」と言い聞かせています。時に人に叱られても、怒らないようにしっかり心性を守り、笑顔で丁寧に事情を説明し、それをきっかけにすっかり仲良くなった事が何度もあります。

 社長に初めて面接した時、私は正々堂々と法輪功の真相を伝えました。すると、社長はあっさりと三退に同意しました。それは、その後の真相を伝え、人を救うことにしっかりとした基盤となりました。

 2013年の後半、工事現場が変わり、新しい作業員も入ってきました。人を救うため、私は「作業員の寮に新唐人テレビを取り付ければ、それは、なんと良いことだろう!」と思いました。そこで、私は早速テレビを買ってきて、同修に手伝ってもらい、新唐人テレビの受信機を取り付けました。

 それ以後、作業員達は仕事が終われば新唐人テレビを見ることができ、「中国禁聞」や「本日点撃」などの人気番組が見られるようになりました。社長も作業員達も皆大変喜びました! 今、彼らは3回の食事の際には必ずテレビを見ています。日が経つにつれ、古い作業員も新しい作業員も皆真相が分かり、全員三退しました。彼らは「中国共産党は嘘の情報を流し、長年、政治の力で人を懲らしめ、人を殺し、悪事ばかり働いてきたのではないか」と言いました。

 三退したある作業員は、工事現場で拳を上げて「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫び、またある人はいつも「法輪大法は素晴らしい!」と念じています。この作業班には数年来、労災事故もなく、工事の出来も良く、全て順調です。

 その後、師父の故郷から数人の新しい作業員の応募がありました。社長は彼らを全員採用しました。その日の夜、新唐人テレビを見ていた彼らに、私は「あなた達の故郷・長春は素晴らしい所ですね。凄い人物がいらっしゃいます! 法輪功の創始者、私達の師父は長春の方ですよ!」と言うと、彼らは皆「あなた達の師父は本当に素晴らしい方ですね!」と言いました。

 私はその後、新しい作業員の彼らにも大法の真相を伝え、全員が喜んで三退しました。その時、私は「偶然なことはない。慈悲で偉大な師父が彼らを導いてくださり、彼らを救ってくださったのだ」と思いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/3/363679.html)
 
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