スマホとテレビの裏に良くないものが潜んでいる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年9月21日】私の外の孫娘は5歳の頃から私と一緒に師父の説法録音を聞いたり、発正念をしていました。まだ幼いので煉功はしていませんが、師父が孫娘に天目を開いてくださり、普通の人が見えないものが見えます。

 ある時、家のベランダにもの干し竿を設置しようと、私は業者に電話で依頼しました。待っている間に私はベランダを掃除し、孫娘はそばで玩具で遊んでいました。しばらくすると、孫娘は「ばあちゃん、人が来たよ、ドアを開けてね」と言いました。「ノックが聞こえないけど?」と私は不思議に思って聞くと、「まだ階下にいるよ、赤いバイクで」と何気なく言いました。私は半信半疑でベランダの反対側にあるトイレの窓から下を見ると、本当に赤いバイクから道具を下ろしている業者が見えました。「どうやって分かったの?」と聞きましたが、孫娘はただ笑って何も答えませんでした。

 ある日の朝、私は台所で朝食の準備をしていて、夫はリビングでテレビを見ていました。孫娘は起きてトイレに行く時、「ばあちゃん、速く発正念をしてちょうだい! 今、じいちゃんが髑髏(どくろ)を見ているよ!」と叫びながら便座に座って、目を閉じて発正念をしました。しばらく経って、私に「ばあちゃん、ようやく悪いものを滅したよ! もう少しで逃げられそうになった!」と言うので、あれ以降、夫が中国共産党の戦争映画やドラマを見ると、私はそばでその裏の良くないものを発正念をして清めますと、夫は間もなくチャンネルを変えました。以前、夫は同じような番組を見ると訳も分からず怒ったり、人を罵ったりしていましたが、私が発正念の呪文をテレビに貼ってから、夫はそのような番組を見ようとしなくなり、性格もかなり穏やかになりました。

 今年の夏休みに孫娘が来て20日間くらい過ごしました。ある日、孫娘は充電しているお母さんのスマホで遊ぼうとした時に、「ばあちゃんさっき、1匹のキツネがスマホから出て来て、トイレの窓から逃げたよ!」と言いました。「発正念して、滅してね」と教えると、もう発正念をしたと言いました。それから数日後、じいちゃんのスマホで遊んでいる時、「蛇が出て来て、窓から逃げたよ!」と叫びました。私は孫娘に「あなたが大法修煉しているから、悪いものもが怖くて逃げるのね。それともう一つは、師父がスマホで遊ばないように教えてくださっているのよ。その裏には良くないものが潜んでいて、それらは宇宙人によるもので人を害するものよ」と教えました。

 現在の人々は老若男女に関わらずスマホに依存するようになり、日常生活や仕事、勉強にまで影響し、事故も多発しています。ネットに夢中になる人々は大法の真相を聞く気もなく、将来大きな災難が起きた時、どうなるのでしょうか? その結果は本当に深刻で心配なことです。私は発正念をして、妨害をするそれらの要素を取り除くことに力を入れています。

 スマホやテレビは普通の人に害を与えるだけでなく、修煉者への妨害もかなり大きいのです。ある同修の体験で分かります。ある日、彼女は普段通りに朝3時頃に起きました。孫娘はまだそばで寝ていましたので、そっとベッドに座って座禅を始めました。突然彼女は何者かに後ろへ押し倒されたようで、後頭部がベッドの横にあった家具に当たり、ベッドから落ちて意識を失いました。しばらくして、意識が戻った彼女は再びベッドに座り、「師父、助けてください! 師父、助けてください!」と繰り返して言い続けました。孫娘が目を覚まし、言い続ける母親を見て、「おかしい!」と言って、確認もせず2階に戻って、寝ました。

 当時、同修はどうやってベッドに戻ったかも思い出せず、そのまま2時間ぐらい座り、少しずつ感覚が戻り、頭と背中の痛みを感じることができ、脳漿(※1)が流れ出てきたように感じました。それにしても彼女の頭には一つの念しかありませんでした。「私は大丈夫だ、全てを認めない! もう7時過ぎたので、朝食を準備しよう」。彼女はゆっくりとベッドから降りて、台所へと足を運びました。しかし、背中と頭に感覚がなく、手も思うようにものが掴めませんでした。それで息子がご飯を作り、彼女は座ってずっと発正念をしました。

 それから10日後、同修である兄嫁から見舞いに行って欲しいと言われました。私は彼女に会って、事情を聞きました。彼女は「今はほとんど回復したがまだ首だけに違和感があり、師父が守ってくださったから無事でよかったが、そうでなければ大変だったわ。当時はまったく意識がなく、自分でベッドに上がって座ったことが不思議なほどです。それで家の者は誰も気が付かなかったの。常人がこのようなことに遭ったら病院に搬送され入院し、多額の医療費を使っているでしょう。家族も仕事を休んで介護するしかないと思うわ。私は何の措置も取らなかったけれど、これほど速く回復できるなんて、奇跡だわ!」と言いました。

 彼女の話が一段落してからスマホを取り出して、私に孫娘のダンスの発表会のビデオを見せてくれました。孫娘がリーダー役でしたので彼女も誇りに思い、自慢そうに私に解説しました。しばらく見ていて、私の目が辛くなりましたが、楽しそうな彼女の様子を見て、私も最後まで見ました。

 その日の夜、家で学法をしている時、突然右の目に白い雲がかかってきたように感じ、文字も見えなくなり、虫が這い回っているかのように目がかゆくなりました。私は右の手で押さえながら、「法は乾坤を正し、邪悪は全滅する」と念じ、「師父、助けてください! 私は間違いました。ビデオに悪いものがあると分かりながら、同修にはっきり教えなかった面子の心を取り除きます」と発正念をしました。数分後、目がよくなりましたが、しばらくするとまた、白い雲がかかってきました。私は比較的に長く発正念をして、やっと完全に消えました。

 翌日、私は同修らと一緒に学法した後、このことについて交流しました。1人の同修は「ダンスを披露する子供たちに問題があると思わないが、スマホの中に何か悪いものがあったのかもしれない」と不思議そうに言いました。数日後、師父の説法『飛天大学中国古典舞踊教学の説法』が発表されました。私は説法を読んだ後に分かりましたが、まだ小学生の子供たちが妖艶に着飾って、妖怪のように踊っていること自体が、憑きものに取り付かれていたのと同じことではないでしょうか。

 前述の同修が師父の説法をダウンロードして孫娘に読ませると、女の子は2ページだけ読んでから泣き始めました。「後ろの内容もまだ読んでいないのに、この子はどうしてこれほど泣くのだろうか?」と思いました。同じ同修である兄嫁に聞くと、「師父の説法で孫娘が目覚めたのでしょう。この子は最近スマホゲームに夢中になり、お母さんが家に帰って来るとすぐにお母さんのスマホで遊び、学法も煉功もしなくなったので、師父が教えてくださったのだと思うわ」

 私のそばにもう1人の同修がいますが、韓流ドラマにはまっていて、新唐人テレビの放送なら大丈夫と思い、深夜まで見ていました。我が子から2回も見ないように指摘されましたが、やめなかった結果、片方の目が見えなくなりました。しかもその後、中国版ラインの微信をも手放せなくなり、同修たちに何度も指摘され、人前では見るのをやめるようになりましたがアンインストール(※2)せず、隠れてトイレで見たりしていました。最終的にはもう片方の目まで見えなくなり、私は悔しくてたまりませんでした。

 現在でも、まだいろんな理由で微信をアンインストールしない同修もいれば、スマホにかなり執着している同修もいます。ここでこのような同修に一つの勧告ですが、我々は師父のお教えを聞かなければなりません。師父のお言葉は「法」であり、「天機」でもあるからです。今挙げたように、痛々しい教訓がたくさんありますので、しっかりと覚え、見ないようにしましょう!!

 ※1 脳漿(のうしょう・脳室=脳の内部の空間を満たす液)
 ※2 アンインストールとは、プログラムやアプリケーションなどのソフトウェアをシステムから削除し、導入前の状態に戻すこと

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/10/392654.html)
 
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