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心を静めて法を学ぶ


文/中国本土の大法弟子

(明慧日本)私は最近、労働教養所から出所したばかりです。今はできるだけ法を多く学び、自分を充実させ、法を理性的に認識し、早く自分を昇華させることで、正法過程の進展に追い付きたいと思っています。

  私は繰り返し『転法輪』と新経文を通読し、師父の説法を心に刻もうとしました。このような状態に達したときは、自分の脳裏には雑念がなく、心理状態は非常に純正で清らかでした。法を通読して、あまりよく理解できなかった法理は、理解できるまで読み返しました。このように法を学んでいくうちに、突然奇跡が現れ、師父は更なる高いレベルの法理を啓示してくださいました。全面的に旧勢力の按排を否定するとは何か、どのようにすれば旧勢力の按排を否定することができるのかが分かるようになりました。以前は口先だけで旧勢力の按排を否定すると言っていましたが、実際に、理性的に理解したうえで旧勢力の一切の按排を否定していたのではなかったのです。

  今になって分かったのですが、「三つのこと」をよく行うことで、旧勢力の按排を全面的に否定することができます。そして真に師と法を信じ、修煉において絶えず勇猛邁進することこそ、「三つのこと」をよく行えるようになり、旧勢力を解体することができるのです。「三つのこと」の内、一つでもよく行えないならば旧勢力の妨害と制約を受けやすくなり、それが迫害の原因となるのです。

  私は理性的な昇華により、ほかの空間に存在しているもう一つの自分の身体が見え、その身体が瞬間的に、旧勢力の存在する黒色物質に囲まれていた輪の中から出てきました。このことを通して私が分かったことは、修煉者として理性的に理解して昇華することで、認識を高めることができ、それによって心身共に全体を高めることができ、この空間にいる自分がよく行えるのです。ですから唯一心を静めて法を学ぶことで、自分の言行や行動が次第に修煉者のレベルまで高まり、正法の進展についていけるのです。

  この道理と関連性が分かったときから、私は心を静めて『転法輪』を通読していると、また奇跡が現れました。以前に法を学ぶとき読み取れなかった言葉が、次第に一文字、一文字、斜めに動き始め、このとき法の文字の意味が以前と違い変わったのです。文字と文字の間隔がどんどん広くなり、私の身体が突然文字の間から中に入り込み、法の奥義が見え、それはこの空間の法の意味と全く違っていました。法の奥義は無限大で、生きものでした。その法がゆっくりと粒子に変化したのです…。

  このときの感覚は、自分が法を学んでいるのではなく、ほかの空間で法の中に溶け合っていたのです。そして自分の身体はベストの状態に達しました。

  その後、『転法輪』の中で正法のような奥義が現れました。そこでさらに理解出来たことは、法を学ぶときはいろんなことを考えてはならず、真に心を静めて学ぶべきです。ですから私は法を学ぶとき、心を込めて法を学ぶことにしました。このようにすれば、法理の扉を開けることができ、真に法に溶け合えるのです。

  以上は、私が法を学ぶときに体験したことです。同修と互いに励まし合いたいと思い、文章にまとめてみました。不適切なところがあれば、ぜひご指摘ください。

 (編集者註:作者とこの文章を読まれた同修は、文の中で述べた状態を強いて追求しないでください)

  2009年9月13日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/3/207610p.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/9/10/110701.html

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