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私は恐ろしい根本的な執着を見つけた


文/大連の大法弟子

(明慧日本)私は今年49歳です。1996年4月に夫と離婚して、ある企業で販売の仕事をして娘と生活しています。当年の7月にすでに大法を知るようになりましたが、2006年10月になってから初めて本当に大法に入って修煉を始めました。人の観念と人心が多くて、現実の生活に執着していた為、多くの回り道をしました。貴重な時間を無駄にしてしまい、尊師の慈悲な済度に申し訳なく、とても恥ずかしく思っています。

  今日同修が書いた「私は恐ろしい根本な執着を見つけた」という文章を読みました。「しかし思想の中で大法を利用して昇進しようとする心があります」という所を読んだ時、当初、私も大法の本を持って、自宅の庭の側にある野菜畑で新しく建てた家を1周して、心の中では「これで大丈夫だ、家も建てたし、大法と尊師の加護があれば誰も家を動かせない」と思いました。(なぜならばその数日前に町内会の主任が、政府が私の新しい家を壊すと言った)これは私の根本的な執着ではないのか? 更に深く探せば、大法と尊師を利用して、尊師を後ろ盾にしているのではないか、と急に気づきました。常人の中で手を尽くしてお金を儲けて有名になり、自分がキャリアウーマンである事を顕示して、自分が常人の中で出世すれば、思い通りの結婚相手を見つけて、常人のいわゆる幸せな生活を過ごすことができます。前夫は、田舎者である私を軽蔑して、離婚の後に私に3千元しかくれなかったのに、私はそれでもお金持ちになったのだと見せたかったのです。私は同僚に、将来「3千元から億万長者になった」という本を書くと言いました、闘争心、名を求める心がこんなに強かったのです!

  立ち退きをしてから、私は20万元近いお金を受け取りました。1998年に、また1DKの家を分配されましたが、私は尊師が按排してくださったすべての機会をしっかりと把握出来ず、常人の中で金持ちになって有名になることだけを思っていました! 私の根本的な執着心が除かれていないため、人心がますます膨張しました。その間、尊師は同修の口を使って何度も私に啓示されましたが、私は正しく悟りませんでした。依然として我が道を歩んで、家を買って、賃貸して、常人の中で忙しくしていたのです。色欲の心も取り除いていなかったので、人間以下な事をしてしまい、とても後悔しています! 私は根本的な名利に執着する心から派生した利益心、貪欲心、顕示心、嫉妬心、怨恨心、依頼心、闘争心、恐れる心、報復心、好奇心、色欲の心、移り気な心、安逸心を見つけました。こんなにたくさんの隙があったため、旧勢力に隙に乗じられたのです!

  2005年に買った平屋と、土地を買って建てた家は、弁償もなく相次いで政府機関に壊されました。当時、正念も足りなかったので、正しく悟ることができませんでした。残った3万元のお金も2005年11月に詐欺師に騙し取られました。私の左半分の体もしびれる症状が現れて、両膝が痛むようになりました。子供はまだ学生で、姪も私の所にいて、どうしょうもなく、1DKの家を売るしかありませんでした。ここまで書いて、私は尊師の法を思い出しました「功を与える目的は、修煉させ向上させるためであり、良いことをすると同時に、自分の功能を開発し、功を伸ばさせるものですが、この道理を知らない人がいます」(『転法輪』)このすべての損失は全部自分の心が正しくないため、面倒を招き、人為的に難を増やしたことが今になってやっと解りました。

  2006年10月になって、私は新たに自分の修煉を見直さなければならないと思いました。今まで根本から自分を修めておらず、すべてが人心で毎日任務を完成するように三つの事を行っていたことに気づきました。もっと厳しく言えば、大法に近づいただけで、大法の中に入っていませんでした。大法は大法で、私はまだ私でした。

  この時、私は尊師の法を思い出しました。「名に執着するは、乃ち有為の邪法、世間に名を売るが如きは必ず口善心魔、衆を惑わし法を乱す」(『精進要旨・修める者の忌』)修煉の道ではこの名声を求める心は本当に恐ろしいのです! 私のこの根本的な名声を求める心が深く隠れていたため、今日この心を見つけ出して、名の中から派生した全ての執着心を暴露して、徹底的にマクロからミクロまですべての空間でそれらを解体して、滅します。ここまで書いて、10数年来の、前夫に対する怨恨の心もなくなりました——彼を傷つけましたので、ここで彼にも謝ります。

  修煉は本当に厳粛です、根本的な執着を取り除かないととても危険です。人類の言葉を使い尽くしても、尊師から頂いた命の恩恵に対する感謝を言い表せません。心性を修煉して、高まるすべての機会を把握して、初めて絶えず心性を高めて、心の容量を増やして、ようやく思想を昇華することが出来ます。これらを悟ることができて、気持ちがようやく穏やかに安らぎました。私は世界で最も幸せな人間であると感じました。「師徒は情を講ぜず 佛恩は天地を化し 弟子の正念足りれば 師は回天の力有り」(『洪吟二・師徒恩』)にもっと深い内包がある事を体得できました。

  適切でない所があればご指摘をお願いします。

  2009年10月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/28/209116.html

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