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トロント:神韻公演が閉幕、観衆は来年の公演を期待(写真)

(明慧日本)米国神韻芸術団は2009年10月11日の午後4時30分、マルチカルチャーの都と称されるカナダ・トロント市にあるキャノン劇場で最後の舞台を円満に終えた。中国の五千年の歴史をもつ博大な奥深い文化と、神韻の出演者の絶妙でハイレベルの表現力に、観衆は心を奪われた。華人と現地の観衆達は、来年の神韻の到来を待ち望んでいる。

 幕が開くと、一つひとつと美しい画面が目に飛び込んでくる。演目が終わる度に、観衆は立ち上がって熱烈な拍手を送った。
劇場の観衆
演目が終わるたびに、鳴り止まない拍手が響き渡る


 華人観客:神韻は中国伝統文化を表現し、来年の公演を期待

 中国本土から移住してきた徐医師と夫人は子供を連れて、トロントから50キロも離れた都市から駆けつけ、11日の午後の舞台を鑑賞した。徐さんは「舞台は大成功です。中国伝統文化の内容を反映し、とても純粋です」と語った。

 法輪功修煉者が中国で迫害されている現状を演じていた場面は、徐さんに深い印象を残した。「あの演目はよく演出されていると思います。私は法輪功修煉者ではないが、法輪功に同情しています。彼らを支持します」と述べた。

 徐さんはまた「国家として信仰の自由があるべきです。中国にはカトリック教やキリスト教などがあるのに、なぜ中国共産党は法輪功を認めないのでしょうか? 間違っています!」と不平をこぼした。

 徐さんは毎年神韻の公演を鑑賞したい、来年また鑑賞に来ると笑顔で言い残して去った。

 科学研究の仕事に携わっている白さんは、神韻の公演は2回目の鑑賞となった。白さんの話によると、今日の演目には唐の時代の太鼓の舞や、モンゴル族や満州族の民族舞踊があるのに、現在の中国では見ることができず、中国本土では舞台表現が変貌してしまったという。また「中国伝統文化を歴史の縦方向と民族の横方向にして展開しながら演じていくことは、観衆に中国の全貌を描き出してくれました。私はとても好きです、ほかの観衆にも公演の本意を分かってほしいし、好きにもなってほしいです」と述べた。

 白さんは「私はすべての舞踊と音楽が気に入っています。来年の神韻が新しい演目を披露してくれることを期待しています」と言い残した。

  中国本土から移住してきたばかりの華人:来年のチケットを予約済み

 本土からきたばかりの郭さんと友人及び母親は鑑賞後、「私達は先ほど受付で予約をしてきました。来年もあるなら、また来ますよ。演目が毎年違うと聞いていますから」と言い、「私の友人の母親が中国で神韻のDVDを鑑賞したあと、バックスクリーンが美しくてとてもよく出来ているという話を聞き、私達も自ら楽しみました」と話してくれた。

 郭さんは、神韻の公演は以前に見た舞台と違って、神韻の3Dのスクリーンが衝撃的だったと感想を述べ、「これは私が初めてみた、スクリーンと舞台を一体化させたもので、新しい感覚を覚えました」と語った。

 「『箸の舞』は強い印象を与えられた」、「あの太鼓を打つ舞踊(『大唐の鼓吏』)は初めの時、1人で打ち、次は2人で、最後には一緒に打つことで、太鼓の音が人の心を打っているように感じました」と微笑みながら感想を述べた。

 華人の少佐:一人ひとりの役者が皆とても素晴らしい 

 香港航空青年団のカナダ少佐・徐振偉氏は神韻芸術団にいる役者は一人ひとりがよく演じており、演目が変わるとリードダンサーが変わることについて、「主役と脇役の演技に差がなく、舞台上にいるアーティストは観衆達一人ひとりに重みを感じさせています。私は舞台監督、脚色演出家、美術担当者の技能にとても感服し、彼らにお目にかかりたいです!」と語った。

 少佐は西洋人司会者の中国語レベルの高さに驚き、「司会者が中国文化をよく理解していることに感心します」、「すべての舞踊がよく表現されていますね!」と感想を述べた。彼に最も深い印象をもたらしたのは『満州族の踊り』であった。「中国の古代の女性は歩くのがこんなにも美しく、このように趣があるとは!」と感嘆しながら語った。

  中国人の旅行者:神韻公演を中国でも上演してほしい

 劉さんは中国からきた旅行者で、トロントに滞在して2カ月である。彼女は10日夜の舞台を鑑賞し、中国ではこのような舞台が見たことがないと言う。「舞台の音楽のリズムがとてもよく、聞いたあと、心が広々としてきました」と、神韻が中国でも上演できるようにと期待を込めて言い残した。

  2009年11月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/12/210261.html

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