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来春、香港で神韻初公演 各界が期待(写真)

(明慧日本)神韻ニューヨーク芸術団(以下、神韻と略称)は香港各界の期待に応え、いよいよ来年春に初回公演が実現する。香港を訪れた神韻の団長・李維ナー氏は「将来、神韻は必ず中国大陸での公演を成し遂げます。中国の社会各層の絶賛を浴びるに違いありません」と述べた。

 香港法輪佛学会、大紀元時報、新唐人テレビ局は2009年10月4日、神韻公演についての記者会見を開き、神韻は2010年1月27日から31日にわたり、香港演芸学院オペラホールで4回の公演を行なう予定だと発表した。
2009年10月4日の記者会見で、来春に香港での神韻公演を発表
神韻ニューヨーク芸術団の公演は前代未聞の大盛况


  神韻は香港に素晴らしい未来をもたらす

 主催者団体は、香港で神韻公演を主催し、香港の民衆も2010年の春に国際的芸術の一大イベントを体験できることは非常に誇りであると表した。香港法輪佛学会主席・簡鴻章氏は「神韻はきっと香港に素晴らしく美しい未来をもたらします。感謝の気持ちでいっぱいです。神韻をお待ちしています」と話した。

 米国から訪れた神韻の団長・李維ナー氏は主催者団体の招聘と各界の熱烈な歓迎に感謝し、「香港は美しく輝く『東方の真珠』という美称で呼ばれ、人々は自由民主と法律の保護を擁することで世界に知られています。今回はお招きいただき、大変喜ばしいことです。神韻は香港のために、奥深く最高の中華文化の芸術を披露することに全力を尽くします」と表した。

  中国大陸で神韻公演を成し遂げる

 記者の質問に、李団長は「これは、中国本土で公演を行う第一歩です。神韻は将来、必ず中国大陸で成功裏に公演を成し遂げます。世界ツアーで各国から高く評価をいただいているように、中国の民衆はきっと熱烈に歓迎して神韻を愛していただけると信じています」と答えた。

 神韻ニューヨーク芸術団は2006年、米国ニューヨークで結成した。それ以来、急速な発展を遂げ、2007年は32都市で78公演、2008年は66都市で200公演、2009年は100都市で300公演の実績を誇る。北米をはじめ、ヨーロッパ、アジア、南アメリカ等の各大都市を巡回した。また、団体自身も絶えず進化し続け、2007年には1つの舞踊団と1つの楽団だけだったが、今年は3つの舞踊団と3つの楽団の規模に成長した。

  神韻がこれほどの奇跡を創り出したのは、芸術に対するこだわりと演出の迫力を重んじ、また神伝文化と人類の正統価値の復興、およびその内包の再現を実践することにあると、李団長は語る。

  「真・善・忍」の精神を広める

  社会各層の人々は神韻公演を期待し、支持を示した。

  今年、カナダで神韻を鑑賞した香港支聯会主席・司徒華氏は、公演を観た時に喜ばしい気持ちを覚え、その時に心が浄化されたように感じたと言い、また「神韻」という名前からして神聖なものであり、その名前は非常に重みを感じさせると話した。「神は精神思想を意味し、神韻の公演は古代の神話伝説や教育に有意義な物語を語りかけ、豊富な精神文化の内容を含んでいます。韻は和やかな融合を意味し、自然の流れの中で全体に融合して穏やかな気分に浸ります」

  司徒華氏は、神韻の演目は佛家の精神および「真・善・忍」などの伝統美徳を広めると示し、「神韻は『真・善・忍』の精神と一体化しています。真は純潔・誠実・情熱であり、誠実と情熱がアーティストの身体に現れ、純真の心を持って臨みます。善は公演の内容が美しいもので満ちており、芸術の美しさを完璧に現します。忍は堅忍不抜の意志を証明します。この持続した精神力があってこそ、長い間、世界各地への公演が成功を収めることができたのでしょう。それと同時に、絶えず進化し続けています」と語った。

 「開放雑誌」の総編集長・金鐘氏は、「香港市民として、神韻に高い期待を持っています。米国で初めて神韻と出会った時から、ずっと深い印象が残っていました。一番印象深かったのは、当時アメリカ人と華僑の観客でぎっしりと会場が埋まっていましたが、熱烈に歓迎される一つ一つの演目は神韻のプロフェッショナルなパフォーマンスで築き上げられていたことです。非常に素晴らしかったです」と評した。

  また、「神韻に憧れている多くのファンにとって、公演を長い間待ち望んできました。それは、世界の何十もの大都市で成功を収めた実績により、その実力が証明されました。香港という中国の地で公演が実現され、きっと見事に演じられ、大きな反響を呼ぶことでしょう」と、金総編集長は述べた。

  民主党立法会議員・黄成智氏は「香港人は世界レベルの公演を歓迎します。そこで、言論の自由と文化を分かち合うよう望みます。神韻は世界レベルのプロフェッショナルな芸術団体であり、中国伝統文化や神を信奉する文化を持つ特徴が注目され、とても興味深い芸術のパフォーマンスを楽しむ機会を作ってくれます」と話した。

  有名なファッションデザイナー、中国の興味深い文化に期待

  香港出身のファッションデザイナーで芸術家の張美儀氏は「神韻の香港公演は一つの良いチャンスだと思います。香港の殖民時代に生まれ育った我々デザイナーにとって、中国の興味深い文化を学ぶ良いチャンスだと思います」と述べた。

  ベテランのメディア製作者・程翔氏は「私もとてもこのチャンスを期待しています。公演を楽しみにしています」と述べた。

  香港映画「金像奨」の受章者で作曲家の潘健康氏は、まるで移動する美術館と歴史博物館のような神韻公演が、いよいよ観客の目の前に現れる、と喜びを表した。

 レストラン経営者「何公演も観たがすべて涙を流した」

  今年、台北で3回も神韻公演を観た鄭氏は、「初めての神韻公演を大変興奮して待ち望みました。私は、絶妙な演出内容に目がくらみました。ダンサーが自身に対して厳しく要求していると感じ、一糸乱れぬ統一された動きに、この上ない素晴らしさと壮観さを感じました。演出時に迫力あるパフォーマンスを見せるため、照明、背景、音楽のすべてが世界最高レベルの効果で、観客たちに感動を与え続けました。舞台の鮮やかなダンサーの衣装と飾りにも、大変魅力を感じました。2回目の公演では深い感動を覚えたほか、まるで多くの神様が私に知らないことやたくさんのことを話してくれるようなすばらしい体験をしました。鑑賞する際、えてして見ながら涙を流すことがしばしばありました。香港での公演を心待ちにしています。4回目の公演では、どれほどすごいものが見られるかと、新たな感動が待ち遠しいです」と語った。

  李団長は、来年香港で出演する神韻のアーティストは楽団を含む約100人で、規模はこれまでより大きくなると発表した。

  熱烈な反響に公演回数を追加

  主催者団体は、今回の公演会場は入場者数に制限があるため、公演回数を追加することを検討しているかどうかという質問を受け、簡鴻章氏は「香港は国際都市として、郊外から市内までの交通が便利になっています。中国の社会各層は、神韻のことを知るとはるばる香港にやってくるでしょう。それに応えるため、4公演では足りないだろうと予想しており、公演回数の追加を検討する方向で進んでいます。できるだけ早いうちに、公演回数とチケットの購入方法を発表できるよう準備いたします」と答えた。

  2009年10月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/5/209723.html

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