迫害され身体障害者になったテキ明軍さんが刑期を延長される
(明慧日本)遼寧省鉄嶺市在住のテキ明軍さん(50歳男性)は2009年9月に労働教養所での刑期が満期になるはずだった。10月4日、テキさんの奥さんが本シ市労働教養所に夫を迎えに行くと、同所はテキさんが「転向しない」ことを理由に釈放を1カ月半延長すると言い、面会も拒否した。
テキさんは現在、本シ市労働教養所ですでに3年拘禁され、心身ともに計り知れない迫害を受けて、肺炎、胸膜炎、心臓病など深刻な病気にかかり、がりがりに痩せている。
テキさんは法輪大法の「真・善・忍」を堅持し続け、10年来、何度も中共から迫害を受けている。
2002年、テキさんは法輪大法を信じ続けているとして、遼寧省鉄嶺市労働教養所に拘禁された。2002年3月14日、刑務所大隊長の王志斌は警官らに指示し、法輪功修煉者・仇吉尭さん(鉄嶺市)、張国静さん(昌図県)、楊国祥さん(昌図県)、張文成さん(鉄嶺市銀州区)、韓海東さん(鉄嶺市銀州区)、劉慶玉さん(鉄嶺市清河区)、楊国権さん(西豐県)に足枷を1カ月もかけて普教大隊に拘禁した。
3月15日、一部の修煉者が断食して迫害に抗議した。しかし、所長の王鉄民は王志斌、王建華、曹陽、李氷、陳占元などの警官に指示して、スタンガン、狼牙棒などの道具で陽貴志さん(鉄嶺市銀州区)、関雲志さん(鉄嶺市清河区)、白静瑞さん(開原市)、李心基さん(鉄法市)、劉海臣さん(昌図県)、テキ明軍さんなど数十人を殴打したので、それぞれの顔、体には殴打の傷跡がたくさんできた。
2002年4月から5月の間、大隊長の王志斌は、信念を曲げない修煉者に残酷な迫害を行った。王志斌は数人の警官とともに法輪功修煉者の魏国軍さん(鉄嶺市)、王選華さん(開原市)、王権さん(昌図県)、孟繁威さん(銀州区)、張波さん(鉄嶺市)、陽貴志さん(鉄嶺市銀州区)、関云志さん(鉄嶺市清河区)、白静瑞さん(開原市)、李心基さん(鉄法市)、劉海臣さん(昌図県)、テキ明軍さんなど数十人に手錠、足枷をかけ、スタンガン、狼牙棒を使い交替して、毎回2時間から3時間殴打し、悲鳴は耐えられないものだった。
2002年9月27日、テキさんなど5人の修煉者が正念で鉄嶺市労働教養所3階から脱出した。このためテキさんを監視していた警官らは中共政府に解雇され、罰金を科せられた。この一連の出来事で、所長の王鉄民は、よりひどく修煉者を迫害して怒りをぶつけた。以前は毎日3食だったが、2食に変わり、量も半分になり、外に食べに行かなくてはならなくなり、11月6日まで続いた。寒い日は食べながらご飯が凍り始めた。王鉄民は刑務官に示唆し、修煉者に対して残酷な迫害を行った。足を大きく広げたまま1時間おきに交替させ、耐えないとひどく殴った。また刑期を延長された法輪功修煉者・趙明臣さん(鉄嶺県)、杜樹林さん(鉄嶺県)、ヂィ軍学さん(銀州区)、シャオ文傑さん(西豊県)、白静瑞さん(開原市)をそれぞれ普教大隊に拘禁し、昼夜を問わず4日間眠らせず、スタンガン、狼牙棒を使って殴り、体が傷や血痕だらけになった。
テキさんは刑務所から脱出した後、家に帰るのは危険なためずっと寝所を転々としていた。4年間家に帰れない生活は、いつもお腹いっぱいに食べることができず、空腹に耐えていた。偶然、ある自殺しようとした女性に遭い、彼女を助け、生き続けようと励まし、法輪大法の「真・善・忍」の素晴らしさを伝えた。
2006年10月28日午前10時過ぎ、遼寧省昌図県河南警察署はテキさん、ハオ雅儒さん、王淑清さんなど数人の法輪功修煉者を連行した。12月6日、警察署はテキさんを鉄嶺労働教養所に不法な3年の拘禁をし、ハオさんと王さんを馬三家労働教養所に拘禁した。
鉄嶺労働教養所の警官はテキさんが数年前に脱出したことで、恨んでおり、テキさんをひどく殴打し、心身ともに大きな傷を負わせた。その後テキさんは本シ労働教養所に移送され迫害を受け続けていた。
テキさんは本シ労働教養所で中共の残獄な洗脳迫害を受け、精神に大きな打撃を受けた。体にひどい病状が現れ、背中に卵ほどの大きさの腫瘍ができ、いつも血を吐き、胸部に水が溜まった。警官・劉紹実は責任を負うのを恐れて、テキさんを病院に送り検査をした結果、テキさんには肺炎、胸膜炎、心臓病などの病状があった。しかし、テキさんは労働教養所の乱暴な治療を受け入れなかった。劉紹実、郭鉄鷹などの警官はテキさんに「治療を拒否した」という証明書に署名させようとしたが、拒否されたので、他の修煉者に代筆で署名させようとしたが拒否された。警官はしかたなく転向した人(迫害により修煉を放棄した人)に署名させ、ひと安心した。テキさんの病状を知った奥さんと娘は何度も面会に労働教養所に足を運んだが、すべて門前払いされた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年12月1日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/28/211229.html)
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