唐山市:法輪功修煉者・倪英琴さんは迫害され亡くなった
(明慧日本)河北省唐山市開平区の法輪功修煉者・倪英琴さんは2009年12月8日、長期にわたる迫害により、無念な思いのままこの世を去った。享年61歳。
倪英琴さん(62歳女性)は河北省唐山の出身、自営業者。法輪大法の修煉を始める前、倪さんはひどい高血圧を患っていた。1998年に法輪功の修煉を始めてからは、高血圧などの持病が完治した。
1999年7.20以降、倪さんは何度も北京に行って、資料を配っていた。開平街道弁事所に真相を伝えた際、連行され、20日間拘留された。2000年夏に再度連行され、強制労働させられた。
2000年8月22日、倪さんは北京に行き、天安門広場で煉功しために連行され、看山留置場に拘留された。倪さんは留置場看守に殴打された。倪さんが北京に行ったため、倪さんの家族は4千元(約6万円)の「保証金」をゆすられた。
10月1日、開平街道弁事所の人は留置場で倪さんに法輪功を続けるかどうかと聞いた。倪さんは続けると答えた。そのため、留置場で倪さんは大きい足かせをつけて走らされ、足首が血だらけになった。
警官は刑事犯を利用して法輪功修煉者を監視させ、倪さんに保証書を書かせた時、手と靴で倪さんを百回も殴打した。倪さんは鼻と口から血を流して、髪の毛を引っ張られ、服がぼろぼろに引き裂かれ、体が傷だらけになっていた。
倪さんは断食で抗議したため、警察は彼女を安康病院に送った。倪さんは法輪功修煉者が毒薬を注射されている様子を見て制止したが、逆に医者に注射された。そして、倪さんは全身寒気を感じ、極度のめまいに襲われた。布団をかけても寒くてたまならないし、全身が震え、手足に力が入らなくて歩けなくなった。それでも、倪さんは労働を強制され、肉体的・精神的に二重の迫害を受けた。
倪さんは安康病院から留置場に戻された後、引き続き断食で迫害に抗議した。21日間続けて断食したこともあった。そして、毎回灌食を強制された。
留置場では1平方メートルの小屋の中に特製の鉄の椅子があった。法輪功修煉者を迫害するために特別に作られたもので、法輪功修煉者は椅子に縛られ、24時間椅子に座らされた。それが数日間続くこともあった。長時間椅子に縛られると、血液が循環できなくなり、足から上に腫れてくる。さらに長くなると、全身が腫れてくる。また大小便はズボンのなかでするしかなかった。倪さんはそのような環境の中で1年近く迫害を受けた。
釈放された後、倪さんの家族は警察に迫害されることを恐れ、倪さんの外出を制限し、同修との交流も許さなかった。それから、倪さんは脳血栓の病状が現れ、3年近く自力で生活することができなくなり、2009年12月8日にこの世を去った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年1月19日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/26/215090.html)
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