煉功の動作は、厳粛に対処しなければならない
文/中国の大法弟子
(明慧日本)師父が私達に伝授してくださった大法の内容と煉功の動作は絶対に改ざんしてはいけません。自分は長い間、この法理についてよく認識しており、よく守ってきたと思っていました。
しかし、今朝、私は知らないうちに煉功の動作を改ざんしており、しかも、長い間続けてきたことに突然気が付いたのです。
いつからか覚えていないのですが、腰の後ろの右側に痛みを感じていました。時には、常人の方法で軽く患部を叩いたりしていました。それから、煉功すると、腰の患部に力を意識的に加えるようになり、段々と集中力を腰に置きました。甚だしきには、第二功法をするとき、腰を回しながらするようになってしまったのです。これで、腰の痛みを減らすことが出来ると思いました。しかし、このやり方は痛みを減らすどころか、さらに痛くさせてしまっていたのです。
最近、煉功するとき、私の家に滞在している親戚の同修は、両手を小腹で重ねる煉功動作を重視せず、40〜100秒静止すべきなのに、1秒足らずに終えてしまったのです。煉功が終わると途端に、体中を掻き始め、或いは、ぼんやりして座り込みます。私達は善意を持って彼に注意してあげました。
同時に、自分も同じ問題を抱えているのではないかと考え、内に向って探すと、吃驚しました。私は彼よりもっとひどかったのです。動作の中に余計な動作を入れており、法をかき乱しているではありませんか。自分が毎日正しい動作で煉功しなければ、別の空間で何を作り出したでしょうか。危険極まりないことです。
昨日からこの問題に気がついたのですが、ただ、このような明晰な分析をしなかったのです。今日、早朝に煉功をするとき、意識的に腰を動かさないように注意しながらやりました。煉功を終えると、腰の痛みは全く感じませんでした。身体が爽やかになった感覚を久しぶりに覚えました。これもきっと師父からのご褒美だと思います。
この機会を通して皆さんもご自分の煉功を一度チェックしてみましょう。
私たちは煉功音楽が始まって、しっかり立っていますか? 準備状態に入るべきなのに、まだきょろきょろ辺りを見回していませんか? 自分の動きが先生の号令より早かったり遅かったりしていませんか? 煉功を終えると、すぐにトイレに走っていませんか? 煉功しながら物事を考えていませんか? 立っていて疲れるとすぐ脚が動いていませんか? 目を閉じると身体が揺れていませんか? 抱輪をして疲れると、すぐ煉功を止めて「忍」を忘れていませんか? 座禅しながら、眠ってしまったことはありませんか? などなどが自分の身に起こっていませんか?
2010年2月11日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/2/10/217908p.html)
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