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河北省の法輪功修煉者が受けた迫害の数々

(明慧日本)河北省に在住の法輪功修煉者・康振蘭さん(59歳女性)は1997年から法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」に基づき、自分を厳しく律し、心身ともに恩恵を受け、患っていた病気が快方に向かった。しかし、法輪功が中国共産党により弾圧されてからも、康さんは法輪功の修煉を堅持し続け、人々に法輪功の真相を伝えたため、中国共産党からさまざまな迫害を受けた。

 1999年7. 20、江沢民は法輪功を弾圧し始めた。康さんは同年7月20日、多くの法輪功修煉者と同様に、法輪功の真相を伝えるために北京へ行った。7月22日、現地の派出所に地元へ連れ戻され、100元を奪い取られた。

 2000年冬、鎮の副書記・張輝軍と住民委員会の張は、康さんに対し北京に行かないという保証金として、現金1000元を出すよう要求した。家族はその条件に同意しなかったため、同夜10時、派出所指導員・王建は女性警官2人を連れて、康さんを強制連行し、留置場に拘禁した。そして、社会の治安を乱したという理由で、康さんに留置証明書の署名をさせようとしたが、康さんに拒否された。留置場側は、康さんを15日間拘禁した後、迎えに来た家族から、100元を奪った。

 2002年4月19日、タク鹿県の「610弁公室」と公安局は20人以上の警官を引き連れ、康さんを強制連行し、康さんが商売用に買ったばかりの木材(9000元相当)を車へ積み込み、鎮政府へ送った。また「610弁公室」は退職金(計1万元あまり)を差し押さえるよう、康さんの勤務先へ通知した。

 同日午後、康さんは派出所の警官に留置場に移送された。留置場での拘禁中、康さんは断食して迫害に抗議し、それに対し、警官は紐で腕をソファーに縛り付け、強制的に点滴した。

 6月3日、康さんは留置場から洗脳班へ送られた。洗脳班では、康さんが修煉を放棄しないという理由で、細長い木の枝で殴られ、全身があざだらけになった。6月6日、康さんは洗脳班から飛び出したが、警官の嫌がらせを避けるため、放浪生活をせざるを得なかった。

 2008年5月14日、康さんは街で法輪功の真相DVDを配っていたところ、警官に強制連行され、趙県の留置場に2カ月間拘禁された。拘禁に抗議したため、断食して3日目にラン城県留置場に移送された。その留置場では警官に指示された受刑者により、強制的に灌食をされた。3回目の灌食の際に、鼻を傷つけられ、大量の豆乳を流し込まれて胃がパンパンになり、呼吸ができないぐらい苦しんだ。康さんは灌食用のチュープを引き抜き、全部吐き出したという。その後、3日間、点滴を打たれた。

 康さんは極めて衰弱し、断食20日目の8月4日、留置場側は家族に康さんを迎えに来るように連絡した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年2月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/6/217653.html

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