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台湾：自国の伝統文化を表現した神韻に、観衆が感激（写真）

（明慧日本）神韻ニューヨーク芸術団は2010年4月8日夜、台湾彰化南投の員林演芸ホールで最後の公演を行った。現地は悠久な伝統産業が代々伝わっており、郷土演芸が盛んである。自然と素朴さを愛する多くの民衆が感謝の気持ちで神韻を迎えた。

喝采を送る観衆達

感動に浸る観衆達

　大手会社の社長「神韻は一回観るだけでは足りない」

　大手のチョコレート生産会社の社長・モウ晋シャンさんは、去年神韻を鑑賞し、今年は友人を誘って観に来た。世界各地のダンサー達は神韻に学ぶべきだと話す。

モウ晋シャン社長

　色彩について非常に敏感なモウさんは、神韻の衣装は自然の風合いが漂っており、大変感動したという。「衣装は非の打ち所がありません。色彩の調和がよく、明るい美しさが表現されていました。ダンサーがこの衣装を身に付けると、自然でなおかつ活発さが満ちあふれました。このデザイナーは最優秀です」

　モウさんは、『武松の虎退治』と『山を開いて母を救う』の2つの演目に強い印象を受けたという。「武松は現地の危機を救うため、勇敢な姿で現れました。このような博愛の精神を持って他人と接しなければならないというメッセージを感じ取りました」

　「主人公は母を必ず救い出す固い意志を抱いて、幼少の頃から苦しい試練に耐え、武術に長けるようになりました。これはすべて最終的に母を救出することを成功させるためでした。この物語は、若者が成功を収めたければ、まず苦を嘗める必要があると訴えていると感じました。その過程が人を成長させます。各業種は皆このようなものだと思います」

　多くの観客は神韻を鑑賞後、「神韻は一回観るだけでは足りない」と話す。モウさんも同じ気持ちである。「2年連続で観たが、毎回違った感想を持ちました。観ないと後悔してしまいます」と語った。

　著名な陶芸家「様々な収穫を得た」

　総統と副総統に4回も会ったことのある著名な陶芸家・許宗煥先生は、『山を開いて母を救う』から輝く人間性を感じたという。「これは中国人の孝を伝えたものだから感激しました。人間には親子の情があります。それをなくしてはなりません。母親が深山に閉じ込められ、息子は万難を排し母を救い出しました。感動的な親孝行です。観ると暖かい気持ちになりました」

陶芸家・許宗煥先生

　「神韻の衣装・音楽・舞踊・バックスクリーン・色彩などに深い感銘を受けました。視聴覚的において多大な享受をくれている一方、私に創作する気持ちを与えてくれました。これも感動でした」

　写真家「中国文化の多元化と独特性を漏れなく表現している」

　2009年度新唐人撮影大会の自然風景部門の優勝者・黄裕培さんは夫人と一緒に舞台を鑑賞した。「初めて神韻を観ましたが、とてもよかった。神韻は力と美の宴会のようでした」と彼は嬉しそうに語った。

黄裕培さん夫婦

　10数年の撮影の経験を持つ黄さんは、「神韻の舞台は、表現の仕方や場面デザインが、どれも深い印象を残しました」と称賛した。

　「衣装・舞踊・音楽などの面において細かな所まで注意を払っています。明るい色と壮観な風景を用いて、奥深い内容が互いに引き立ち、観衆の目を輝かせました」

　「公演全体は神伝文化の歴史伝説及び善悪にはそれぞれの報いがあるということを表現しました。現代社会における心の浄化の作用をもたらしました。とても意義のあることです」

　企業の責任者「貴重な公演」

　現地の伝統産業企業の責任者・張晋章さんは鑑賞後、神韻の美しさは、心で悟れるが言い表すことができないという。「感想を上手く言い出すことができません。とても意義のある貴重な公演で、見る価値が大いにあります」

　中国へよく行き来する張さんは「公演には各地の民族舞踊がたくさん含まれています。衣装とリズム感が素晴らしい。国内では観られません。風格のある公演です」と感心した。

　商会の会長「正統文化の最善で最高の美の根を掘り起こした」

　員林国際青商会の陳椿茂会長は、家族全員を連れて神韻を鑑賞した。「アーティスト達がほとんど海外育ちと聞いて驚きました。私達台湾人は中国伝統文化に属しており、伝統文化を発揚する義務がありますが、彼らのようによくできていません。彼らに学ぶべきです」

陳椿茂会長と家族

　「舞踊がとても綺麗だし、人心を教化する作用があります。大人にも有益だと思います。『人生は、情にもあらず、仇にもあらず』と歌っていた歌詞を聴いて、深い感銘を受けました。人性には追求すべきものがあると考えさせられました。また、公演から美と善のメッセージも感じ取れました」

　2010年4月16日

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/9/221274.html）