北京:法輪功修煉者が偽証により拘禁される
(明慧日本)北京市の法輪功修煉者・劉新如さんが北京豊台留置場に強制連行されてからもう9カ月が過ぎた。3月26日、北京豊台区裁判所は違法に開廷し、劉新如さんに無実の罪を無理に押しつけようとした。二人の弁護士さんは、調査で得た大量の証拠をもとに、検察が提出した証拠は捏造されたものだと証明した。その上で、劉新如さんの無罪釈放を要求した。
劉新如さん(30代女性)は2009年に大学卒業、北京電信会社勤務する高級職員である。1996年から法輪功の修煉を始め、心を修め善に向かっていった。劉新如さんは、明るく上品で綺麗な女性で、困っていている人には救いの手を差し伸べる人だ。劉新如さんを知っている人は、皆が彼女は熱心で善良な良い人だと言う。1999年7.20、法輪功は江沢民・羅幹集団に迫害されてから、彼女は法輪功の真相を伝えたために、何回も中共政権に迫害された。2001年、劉新如さんは2年の実刑判決を言い渡されたことがある。
2009年7月16日朝、劉新如さんは車で出勤する時、住宅区の出口にいる警備員に止められ、車のタイヤの空気が漏れていると、車から降りて確認するよう言われた。劉新如さんが車から降りたら、所在地の派出所、豊台分局の警官数名がすぐに飛んで来て、不法に強制連行された。車に乗っていた劉新如さんの親友蘭虹さん(法輪功学習者ではない)も連れて行かれ、二人とも豊台留置場に連行された。蘭虹さんは担当する警官に「協力しなければ刑務所送りだ!」と威嚇されたため、本心に逆らい「劉新如さんから『九評』を2冊もらった」と偽証した。1カ月後、蘭虹さんは釈放された。
今年3月、劉新如さんは豊台区検察院から逮捕を言い渡された。3月26日午前9時、北京豊台区裁判所は開廷して、劉新如さんに無実の罪を無理に押しつけようとした。劉新如さんの両親は、二人の弁護士に依頼した。彼らの調査によりでてきた証拠で、検方の「証拠」が捏造されたものであることを証明した。しかも、裁判所に証人蘭虹さんの証言も提出し、劉新如さんの無罪を証明した。
劉新如さんは法廷で陳述する時にこう述べた。「私は法輪大法を修煉して何年にもなります。心身共に有益でした。法輪大法は正法です。真・善・忍を信仰し、良い人になることに罪があるのでしょうか?」
しかし、法廷は警官が蘭虹さんに威嚇して得た不利な証言を信用した。弁護士は、「証人を呼んで、法廷で真実を証明する」という正当な請求を断れた。意図的に有罪判決をしようとする陰謀が明確になった。
裁判は1時間以上かかった。判決しないまま適当に中止された。1カ月経ったが、劉新如さんはまだ豊台留置場で迫害されている。ここで、豊台区裁判所に忠告する。あなた達には法律の精神を守って欲しい。憲法を尊重し、事実を尊重し、正義と邪悪の間で正しい決断を選んで—すぐ法輪功修煉者劉新如さんを無罪釈放するべきだ!
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年5月8日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/27/222329.html)
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