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広州:法輪功修煉者が迫害され死亡

(明慧日本)広東省広州市の法輪功修煉者・朱建朋さんは、11年間にわたって中共の迫害を受け、2010年4月9日に亡くなった。朱さんは交通事故で身体障害者となったが、法輪功を修煉し始めてから、健康を取り戻した。しかし、朱さんは警官に何度も強制連行され、拷問に苦しめられ、死亡した。以下は、朱さんが亡くなるまでに受けた迫害の一部である。

 朱さんは1997年に法輪功を学び始めた。そのおかげで、交通事故で残った後遺症がなくなり、心身共に快復した。

 1999年、中共(中国共産党)による法輪功への弾圧が始まった直後、朱さんは信仰の自由を守るために、北京で平和的に陳情を行った。しかし、中共は朱さんを洗脳班に2回、労働教養所に3回強制連行した。

 2000年、朱さんは再び北京へ陳情に行ったが、警官に海淀区留置場へ強制連行された。冬のさなか、朱さんは屋外で服を脱がされ水を浴びせられた。

 2001年正月、朱さんは広州の番禺留置場に収容され、強制転向、反省文を書かされ(本人は抵抗していた)、奴隷のような仕事を強いられた。

 2007年3月〜9月の間、朱さんは広州市法治学校(実際は洗脳班)で迫害を受けた。

 2008年7月北京オリンピック開幕前、朱さんは留置場に収容され、滅多打ちなどの処罰を受けて、肺結核の症状が出始めた。その後、病状が悪化したため、広州武装警察病院に移され、成分不明の薬物を注射されたという。その薬物のせいで、朱さんはめまいがして直立できず、血尿、腎臓衰弱などの症状が出ていた。警官らはその責任を逃れるため、朱さんを釈放した。

 帰宅した朱さんは、引き続き「610弁公室」住民委員会の嫌がらせを受けた。長期間、心身両面への迫害により、朱さんの身体はますます悪化して、死に至った。

 2010年5月31日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/29/224492.html

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