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大法の素晴らしさを 周りのすべての人へ(一)


文/中国の大法弟子

 (明慧日本)2003年11月17日午前、学校長から私の授業の仕事を停止したと電話で知らせが来ました。停止の理由は、上級からの命令で、法輪功を修煉する教師に授業させないように、ということです。その後、学校側は何度も私に話し、私が法輪功をしないという態度を表明しない限り、仕事を続けさせることはできないと言いました。私は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい、良い人になることは間違っていません。このことを漏れなく上級に報告していただきたい」と言いました。その後、私はやむなく32年間続けていた教師の仕事を失いました。

 生徒たちは私が病気になったと思って、皆でお金を集めて栄養剤を買って見舞いに行こうと思っていたそうです。それから、事実を知った生徒たちは泣いて、たくさんの人が「先生は私達にとって一番よい先生です、私たちは先生のことをずっと忘れません」「先生、優秀な人はどこでも優秀です」と言ってくれました。

 一、九死に一生

 生まれてから私は病弱でした。0歳の時に私はひどい病気にかかって、両親があちこち出回って最後に「やるだけやってください」と医者にお願いしました。強心剤を注射されて私は蘇りましたが、それからずっと弱くて、薬を飲み続けていました。風邪、ぜんそく、咳、貧血、重度の神経衰弱、胃腸病、婦人科病などを患い、食欲がなくて寝不足で、顔色も悪くて弱々しい私は、数十年間生きるより死んだ方がましなほどの生活を送っていました。なぜ人はこの世に来たのでしょうか? なぜ生きるのにこれだけの苦痛を嘗めなければならないのでしょうか? 生老病死に面して抵抗できないなら、生命の意義はなんでしょうか? と考え、私はどうも分かりまでんでした。

 1995年、私は幸運に『転法輪』という本に出会いました。読みながら涙がぼろぼろ落ちて、一気に読み終えたときはすでに翌日の朝になりました。その日は、一生考えても分からなかった謎がすべて分かりました。人は何のために生きるのでしょうか? それは嘘をつかず、真実のことを行い、返本帰真することです。人はなぜ病気にかかって、なぜ苦痛を嘗めていろいろなトラブルに遭うのでしょうか? それは自分に業力があるからです。業力は人が六道輪廻の中で良くないことをして、人をいじめたり、人を傷つけたりした結果です。「病気の快復、災難の回避、業力の消去などを願う人々は必ず修煉を通じて、返本帰真しなければなりません。修煉の各派も、このことについては同じように考えています。返本帰真することこそ、人間としての本当の目的です。したがって、ある人が修煉しようと思うと、佛性が現われて来たと認められます。この一念こそ最も貴重なものです。なぜならその人が返本帰真を願い、常人という次元から抜け出そうとしているからです」(『転法輪』)

 『転法輪』の法理に心を打たれて、私も修煉して返本帰真しようと思いました。その瞬間、私の細胞も躍起しているように感じました。「私にも師父がいらっしゃったのだ」と叫ばんばかりで、孤児が家を探し当てたように幸福を感じました。それから、私も修煉の道を歩んできました。

 真善忍の基準で自らを律して、良い人になることからスタートしました。毎晩ご飯の後に皆で一緒に煉功しました。煉功を始めると、私の全身に法輪が回っているのを感じて、とても気持ちよかったです。「われわれはここでは、病気治療などはしませんが、煉功できるようにするために、学習者の身体を全面的に調整することはやります。病気の身体では、功など出てくるはずがありません。というわけですから、病気を治してほしいとかわたしに言わないでください。わたしもそれをしません。わたしが出山(しゅつざん)した主な目的は、高い次元へ人を導くこと、本当に高い次元へ人を導くことなのです」(『転法輪』) これは本当に千年にも会えない高徳大法であると思い、その時から大法修煉の心を一層固くしました。

 その時の私はまだ病弱で、毎日授業の後、家に帰ってからソファに寝込んで動きたくありませんでした。その時はいつも、私は壁に掛かっている真善忍の字と法輪の図を見て、知らず知らずのうちに疲労もなくなり、本当に奇跡を感じました。

 (続く)

 2010年7月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/4/226438.html

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