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妻の心配

(明慧日本)河北省ケイ台県会寧村に在住の法輪功修煉者・郭海祥さんは2010年7月27日午後1時30分、突然侵入してきたケイ台市公安局の警官6人に家宅捜査され、財産を没収され、強制連行された。

 夫を突然襲われたことにショックを受けた郭さんの妻は、数日連続で寝られず、飲まず食わずで、涙が流れてとまらず、夫の過ごしてきた日々を思い出し、胸が痛くてたまらない状況である。

 郭さんは一人っ子で、小さい時から父母に甘やかされ、怠ける、賭ける、飲むなどの悪い習慣がついていた。彼は酒を飲むと酔っ払い、酔っ払うと必ず妻を殴る。妻は、未だに郭さんにかきむしられた一塊の髪の毛を残している。それは、根こそぎ引き抜かれた髪の毛だ。妻の母の説得で、郭さんは妻と離婚した。しかし、妊娠していた妻は、郭さんと姑に繰り返し頼まれたことで夫の家に戻った。ところが、本性が変わらなかった夫はある日、酔っ払った後、妻の腹をひどく蹴り、妻は危うく命を失うところだった。妻はがっかりして、家を出て放浪した。

 妻は出産間近のとき、ひざまずいて謝罪した夫に頼まれ、再び家に戻った。前提条件は、郭さんが一度でも暴力を振るったら、妻はすぐに出ていくという約束だった。

 ある日、郭さんは親戚から『転法輪』という本を入手した。意外だったのは、ぶらぶらして働かなかった郭さんは本を読んだ後、「素晴らしい! 素晴らしい本だ!」と繰り返し絶賛した。それから、郭さんは法輪功の修煉を始め、性格が完全に変わった。郭さんは勤勉になり、善良になり、野菜を作って販売し、そして、酒やタバコなどを止めた。毎回、市場から帰ってきた郭さんは必ず妻にお菓子や食べ物を買ってくれた。夫婦は幸せな生活を送っていた。

 郭さんの本性を変えたのは法輪大法である。法輪大法は郭さんに幸せな家庭、妻に新しい夫を与えてくれた。しかし、連行された夫はどこに転向させられるのか? 妻はとても心配している。

 2010年8月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/8/228091.html

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