しっかり修煉することで 師父の恩に報いる(四)
—自動車事故を通じて悟ったこと
文/カナダ・トロントの大法弟子
(明慧日本)
五、度量を大きくし、善意をもって同修と接する
因縁関係が違うことによって、同修の間でも偶に誰が誰を気に食わない、誰と協力したい、誰と協力したくないということもあって、協力の中で摩擦が生じます。ある時、同修に尋ねました。「どうしてある同修は、あなたを見るとニコニコとして花のように見え、私を見るとニガ瓜のように見えるのでしょうか?」 同修は「あなたは前世で彼女にニガ瓜を食べさせたかもしれず、私は花をあげたかもしれません」と答えました。冗談のようですが、師父のお告げだと分かっていました。このような因縁関係だと分かってから、一人一人の同修を見てできるだけ花になるようにしています。私たちのこの小さな全体は絶えず組み合わせの中で摩擦して成長します。今私たちは、お客さんがいれば、広告の大きさや、遠い場所でも関係なく、互いにペアを組んで一緒に打ち合わせに行きます。30元の小さい分類広告にしても、変わらず正装でパソコンを携帯して行きます。
ほかのプロジェクトの協調をやるうちに、自己主義と他人を指揮する癖が身についてしまいました。以前、同修が折れてくれたことがあり、今回の車事故の後、自分に言い聞かせました。「すべては師父がくださったので、自分にはまだ何か放下できないというのか」
しかし、本当の試練の前で、そんなに簡単にできることではありせん。一度、同修Cさんが電話中、はっきり話せない様子を見て、代わりに話したいと思いました。同修が電話をさせてくれず、話がすんでから、みなの前で厳しく私に言いました。「あなたのこのやり方は、非常に失礼だいうことが分かっていますか?」(以前この同修は私にとても優しい人だった)私は、なぜこのようにしたか説明したいと思っていたところ、もう一人の同修Dさんも、私がいつどうのように人の話を断ち切ったのか、どんなに失礼だったのかを話しました。この時、耐えられなくなって、二人が私と戦っていると感じました。しかし、無理やり我慢し、ずっと黙っていて、師父が私に容量を拡大する機会を与えて下さっていることが分かり、良くないものを取り除こうと思いました。
夜二人の同修が私に電話をかけてきて、「あのような態度ですみませんでした」と謝りました。私は感動して「私はまだ関を乗り越える最中で、気持ちを静める時間もくれないの?」と言って、彼らは笑いました。仲直りして、次の日から私たちは以前のように協力しました。
六、この世界で最高の仕事を大事にする
もし今、私たち営業をやっている同修に、どうして大紀元の営業をやっているのですかと聞くと、きっと皆は同じように「これは世界で最高の仕事だから」と答えると思います。大紀元で営業をやることの良いところは言い切れません。毎日たくさんの人と接して、毎日たくさんの電話をして、私たちが接する人は、まさに救うべき人です。みなで学法、煉功し、朝は英語の『転法輪』を読みます。午後は仕事が終わって中国語の『転法輪』を勉強します。もう一つ、大法の活動に参加するときは、休暇を取らなくてもよく、社長とマネージャーはあなたより先に行ってしまうぐらいです。もし、ほかのプロジェクトに参加する場合も、強く言われることはなく、せいぜいバランスを保つよう注意されるぐらいです。もし神韻のチケット販売に参加するなら、マネージャーに言えばいつだって参加できます。やっているうちに発見したことは、私はチケットの販売が良ければ良いほど、広告も良く取れ、参加しているほかのプロジェクトの仕事も良くできるようになります。
また、お客さんに大紀元を紹介するとき、同時に神韻を紹介し、チケットを販売できます。大紀元の「三退」の情報も話すことができ、顧客に「三退」してあげることもできます。広告が契約できたら、大紀元に利益が入るし、自分の生活費にもなります。
最後に、師父の『大紀元会議での説法』での説法をもってみなと励まし合いましょう。「今はどういう時期なのか、迫害がいつ終わるのかを気にせず、ただ行うだけです。本当に終わってしまえば、皆後悔してしまいます。まだ終わっていないうち、法がこの世を正すことがやってくる前に、皆さんはただ行うだけなのです。人を救うとき、行うべきことを行い、できるだけやるべき事をしっかり行えば行うほど良いのであって、成就するのは大法弟子である皆さんなのです」
(完)
(2010年ワシントンDC法会で発表)
2010年8月15日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/7/27/227578.html)
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