日本明慧
■印刷版   

河北省:賞金目的の大隊長、法輪功修煉者への迫害を強化

(明慧日本)河北省安平県の国保(国家安全保衛)大隊・孫義和(39歳男性)は、2005年に大隊長に就任して以来、ずっと法輪功修煉者に対して家宅捜索・嫌がらせ・強制連行・金銭の強要などの悪質な迫害を加えてきた。

 2006年、孫義和は修煉者を連行したと同時に、修煉者の家族を何軒も回り、金銭を強要して数万元を払わせたり、食事をおごらせたり、風俗店の招待をさせたりした。その上、このような不当行為は、一般警官から上級長官まで彼らに何度も繰り返したという。

 2007年、孫義和は2人の法輪功修煉者を強制連行し、数千元をゆすり取った。

 2008年、孫義和らは6人の修煉者を連行し、そのうち2人に労働教養を科し、全員から数万元や一部の家財を強要した。当時、法輪功修煉者・王運良さんは5万元をはく奪されただけでなく、釈放を求めた家族が1万元を強要することを拒否したため、何の罪もなく邯鄲労働教養所へ移送された。王さんはいまだに監禁されているという。

 2009年6月18日、孫は中共(中国共産党)当局による賞金を狙い、修煉者を強制連行し、家宅捜索した。この迫害を受けた修煉者の一人、張満倉さんは家宅侵入され、自転車・三輪車・数万元をはく奪された上、家にあったスイカも食べられ、騒ぎ立てられた。また、その中に、孫義和の同級生であった修煉者・張練軍さんもいたが、孫義和は関係なく張さんの家族に釈放を条件に3万元を強要した。しかし、金銭の支払いを拒否した張さんの妻は、孫義和の学生時代の先生に夫の釈放を依頼し、先生は孫義和に要求したが、相手にされなかっただけでなく、「金がなければ、釈放は無理だ」と冷たい態度で返された。

 最近、豪邸を買った孫義和は、大隊長に就任してまだ4年目になったばかりだが、すでに2軒の豪邸を手に入れたほか、自営の会社も設立した。その上、「新築のリフォームには金がかかるよ」と言い張っているという。孫義和は4年来、中共当局の指示を積極的に受け、法輪功及びその修煉者に加担した暴行や迫害を続けてきた。

 2010年8月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/19/228534.html

■関連文章
河北省:迫害され危篤に陥った県政府元幹部、再び強制連行される
河北省:唐山市警察が深夜に民家侵入、一家を強制連行
河北省唐山市:法輪功修煉者一家3人が不当監禁
河北省:法輪功を修煉して心臓病を克服した女性が迫害される
河北省:多数の法輪功修煉者が強制連行される
河北省:法輪功修煉者が警官に暴行・連行される
河北省:迫害に断食で抗議した法輪功修煉者、危篤に陥る
山東省:労働教養所が法輪功修煉者への精神的迫害を強化
河北省:法輪功修煉者が拘禁され、老母と病弱の妻が残される
妻の心配