済南労働教養所で法輪功修煉者が受けた迫害
(明慧日本)済南労働教養所は修煉者に対して、直立させる体罰や睡眠をはく奪する拷問を加えている。
以下で、修煉者が受けた拷問の状況を述べる。
睡眠のはく奪方法は、独房で1人の修煉者につき監視員2人が24時間体制で監視している。そこで、目を閉じることさえ許されず寝ることも禁じられている。場合によって7日や1ヶ月、3ヶ月にわたってずっと続けられることもある。独房の中に閉じ込められると、意識は朦朧とし、頭がふらふらして吐きそうになるという。歯が抜け、胃腸には穴が開き、血が流れ出し、足から上が腫れてくる。命の危険に晒されるまで、長期間の灌食を強いられる。時々、独房からひどい苦しみに耐えかねた叫び声が響き渡り、迫害の残酷さを物語っている。
また、自力で生活できないほど精神面を痛めつけられ、心神喪失状態に陥るまで迫害を受けた修煉者もいた。彼は、食べることさえ忘れ、ただ毎日ひたすら独房の中で歩き回り続けた。しかし、秘密裏に連れ去られた後、行方不明になっている。
同所は金儲けの目的で修煉者らに長時間、休みなく過酷な労役を与えている。この労役の一つは、酷暑でも厳寒でも昼夜を問わず重い布団を遠く離れた工場まで運ばせる。重荷が背中に担われると、全身が震え、手足に力が入らなくなる。それでも、労働を強制され、食事もちゃんと与えられない。正常に歩くことができなくなりフラフラしたりびっこをひいたりして、移動するまで肉体的・精神的に二重の迫害を加える。また、労役で意識がぼんやりして倒れた人には、強引に薬を飲ませる。布団の中の化学物質が作用して体に深刻な影響が出たりすることもある。
労役中の会話も禁止されており、少しでも会話すると労役の量を増やされる。ほかに、労役の間に水分の補給は許されるものの、トイレへ行くことは許されていない。労役の時間以外、酷暑に晒される中、軍事訓練を強いられるなどの迫害も施される。
所内で修煉者への迫害に最も力を注いだのは、孫群麗と王月瑤である。前者はよく法輪功を誹謗中傷し、デマを流し、悪質な洗脳で修煉者に思想改造の文章を書かせている。後者は、修煉者に対して体罰や強制労役、トイレへ行くことを禁じる虐待などをよく加えている。
2010年09月07日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/2/229115.html)
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