甘粛省:法輪功修煉者が体も精神も数々の迫害を受ける
(明慧日本)甘粛省の法輪功修煉者・何秀芳さん(58)、楊菊香さん、王曙勛さんは2010年9月11日、隴西県高台山鎮で警官に強制連行され、現在、隴西県留置場で監禁されている。
隴西県国保(国家安全保衛)大隊の大隊長、西北鋁子会社保衛部の警官により、何さんと王さんは家宅侵入され、パソコンなどの所持品を没収された。
何さんは西北鋁加工工場の定年退職員。1998年に法輪功を学ぶまでは、薬が欠かせない生活をしていたが、修煉後、心身ともに全快した。
2000年12月、何さんは法輪功の無実を伝えるために上京したが、懐柔及び天津の留置場に入れられ、19日間の監禁で手かせ足かせをはめられたほか、死刑囚が使う背中から枷をかける拷問も加えられた。
2001年1月21日、隴西県裁判所は西北鋁加工工場クラブの前で、6人の修煉者に対して証拠もないまま開廷した。当時、何さんを含む5人は声を出さないよう布で口を塞ぎ込まれた。その後、同所によると、何さん、王秀花さん、王通艶梅さん、李冬梅4人は1年の労働教養、張波さんと楊発強さんは身柄拘束の不当判決を下された。
2002年、西北鋁加工工場が洗脳班を設立したことで、何さんは迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。
2002年4月29日、何さんは同じく修煉者・陳淑芬さんとともに蘭州駅で警官に強制連行された。蘭州市公安局で何さんは連続5日間、ずっと手錠をかけられ、睡眠をはく奪され、尋問を強行された。5月3日、何さんは隴西留置場へ移送された。
また、何さんは懲役3年の不当判決を下され、甘粛女子刑務所に収容された。そこでは、朝5時から深夜2時から4時にかけて、過酷な労役を強いられる生活であった。2005年11月、転向を目的とする迫害で何さんは真っ暗な部屋に入れられたが、そこで寝ることも許されなかった。さらに、何さん1人につき監視員2人が24時間体制で監視するなど、体も精神的にも数々の迫害を加えられた。
2010年10月01日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/25/230119.html)
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