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河北省:法輪功修煉者が不当に労働教養を科せられる

(明慧日本)河北省沙河市に在住の法輪功修煉者・張広才さんは2010年9月20日、勤め先へ行く途中、同市公安局の国保(国家安全保衛)大隊に強制連行された。

 当時の張さんの状況を目撃者から知らされた家族は、同公安局に駆けつけたときに張さんの車が近くに停車していたが、警官は張さんのことを知らないと言った。結局、同局は張さんが法輪功修煉者であるうえ、捕まえたときに「法輪功は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と叫んだため、それが罪だとして身柄を拘束したと家族に言い張った。

 1週間後、家族のところに、同局から張さんが「法律を破壊した」との罪名で1年9カ月の労働教養を科せられたことを記載した判決書が届いた。しかし、張さんが不当判決を受けた日は、連行された翌日であるため、明らかにこの迫害は事前に企てていたものと思われる。

 同年9月30日、張さんの妻・張興芳さんは張さんの釈放を求めたが、警官は「もう判決書を出しただろう」と不当行為を認めず突き放した。それに対して、興芳さんは法輪功の正当性と素晴らしさを述べ、労働教養を科せられた夫の無実を訴え、同局の法律に背く卑劣な手段を非難した。警官は興芳さんの態度が気に入らず、「法輪功を習う人なら、誰でも捕まえてやる。弁護士を連れて来ても構わない」と怒鳴った。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年10月04日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/3/230484.html

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