70部以上の国連人権報告書、中共による法輪功に対する迫害を暴く
(明慧日本)江沢民を中心とした中国共産党(以下「中共」と称す)は国家機関を利用して、1999年7月20日から、「真善忍」に随って善い人を目指している1億人に対する残酷な迫害を発動した。数百万人が無断に逮捕され、数十万人が不当に労働教養所に収容された。そして労働教養所において拷問され、中枢神経を破壊する薬物を投与され、妊婦に対して強制的に堕胎させ、女性は強姦され、輪姦され、陰部に電撃されるなど非人道的な迫害を受けている。
中共当局は法輪功に対する大規模な迫害、拷問や虐殺を否定している。そのため、ほとんどの中国人は中共に騙され、或いは共産党文化の洗脳によって、史上かつてない残酷な迫害を信じようとしていない。
しかし、中共の暴行はいつまでも覆い隠すのが不可能で、国際社会において中共による人権蹂躙が日増しに注目されるようなっている。法輪功の人権に関して、国連が収集した中共による法輪功修煉者に対する迫害に関する報告は先日出版された。その法輪功修煉者に関する迫害報告書を作成するに当たり、2000年以後、国連人権委員会が発表した中共による法輪功修煉者に対する迫害に関する年次報告書は合計で70冊にも及んだ。
国連人権委員会の報告には主に下記の内容が含まれている。すなわち、中共による法輪功修煉者が受けている迫害、ほか宗教に対する信仰の自由を奪い、言論の自由を奪い、拷問による非人道的な迫害、女性に対する迫害、迫害によって死亡した法輪功修煉者、法輪功修煉者から生体臓器の強奪、薬物の乱用、法輪功修煉者の案件を審査する裁判官及び弁護士に対する中共当局による妨害、などなどである。
例えば、国連拷問特別調査官のマンフレッド・ノワク(Professor Manfred Nowak)教授が、2006年3月10日付けで、『酷刑と残酷、非人道的、或いは人格に対する虐待、或いは処罰ー中国』(『Report on Torture and Other Cruel, Inhuman or Degrading Treatment or Punishment: Mission to China』)との調査報告を国連人権委員会で報告した。(報告書番号:E/CN.4/2006/6/Add.6) 。
報告書は2000年以来、前任者とノワク教授が既に中国(中共)に1160人が関連した314の拷問案例を提出している。報告書によれば、被害者の内66パーセントを法輪功修煉者が占めており、拷問の実施場所は70パーセントが労働教養所で、警察官、国家官員、教養所および刑務所の看守によって行われている。
そのほか、2009年5月29日、国連人権委員会が発表した『公民権、参政権、経済活動権、社会活動および文化活動の権利、および発展させる権利を含むすべての人権に関する保護の促進について』
(Promotion and Protection of All Human Rights, Civil, Political, Economic, Social and Cultural Rights, Including the Right to Development, A/HRC/11/2/Add.1)の中で、中共による迫害によって死亡した法輪功修煉者に関する16の案例が取り上げられ、そのうち有名歌手の宇宙氏の死亡案例が含まれる。
そして、専門調査官のフィリップ・アルストン(Philip Alston)氏は、2009年3月13日付けで中共当局に書簡を送り、16名の法輪功修煉者の死亡案例を調査し、殺人者を法の下で裁き、死亡者の家族に対して補償を行うよう求めた。
2006年、中共は法輪功修煉者から生体臓器を摘出し販売しているという残酷な迫害事実が公に暴露された。同年8月11日、国連の酷刑問題の調査官マンフレッド・ノワク(Professor Manfred Nowak)教授、国連宗教信仰自由の調査官Ms.Asma Jahangir、国連人身売買の調査官Ms. Sigma Hudaの3人が連名で中共当局に質問状を送り、この迫害の事実性を否定できる確かな証拠の提出を求めた。
国連調査官らの質問状に対して、中共は答えていない。ただ中共の2年前の報告データから見れば、中国における臓器移植件数は、中共が主張している臓器の提供者が処刑者の人数を遥かに越えている。今まで中国で臓器移植の待機時間から見ても、事前に、臓器のデータを調べ、そしてパソコンに入力し、臓器移植者が現れれば、適合する臓器をパソコンのデータから探し、適合する臓器を取り出すのである。中国において臓器移植が急に増え始めたのは、ちょうど法輪功が迫害を受ける時期と一致している。(報告書原文は以下の国連ホームページからダウンロードできる。
http://www2.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/7session/reports.htmファイル番号:A/HRC/7/3/Add.1)。
国連が発表した人権報告は、最も権威のある第三者機関による検証した証拠であり、各国が提出した法律訴訟のファイルの一つでもある。国連人権調査官の多くは、各国政府から独立した人権活動家である。彼らは独立性のある調査のほかに、人権報告書が権威を備えている。
これらの報告書によれば、中共による法輪功修煉者に対する残酷な迫害を行っていると、証明されたのだが、それは氷山の一角に過ぎないのである。
http://www.falunhr.org/Temp/UN/2010UN-ChineseReport.pdf
2010年10月16日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/6/230606.html)
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