米大学でシンポジウム、中共の臓器狩りの実態を暴く
(明慧日本)アムネスティ・インターナショナルの米サウスカロライナ大学エイケン校は2010年11月1日、校内で現代中国の人権と政治についてのシンポジウムを開催した。専門家と学者らは、中共による生きたままの法輪功修煉者からの臓器狩りの実態、中国社会の現状を暴露した。参加者は驚きと憤りを隠せない様子だった。
エイケン校の顧問であるナタリヤ教授の話によると、今回のシンポジウムはこれまでにないほど人気があり、参加者が非常に多かったという。
最初の講演者、当校のエイケン商業学院の謝田教授はまず、写真とスライドを使って法輪功の健康促進と道徳を向上させる効果、及び弾圧される前に中国で1億もの人が修煉していた状況を紹介した。そして、11年にわたって迫害し続けている実態、特に修煉者を対象とした臓器狩りの実態も紹介した。
謝教授は中共が自ら公表した臓器移植データーとドナーのデーターと大いに食い違っていたことを指摘した。そして、本件に関するカナダの独立調査団の報告書について説明を行った。最後に、謝教授はアムネスティ・インターナショナルの会員及び参加者がこの真実を各レベルの政府機関に知らせ、中共の首脳と会談する際、米大統領が法輪功と人権問題を取り上げるよう呼びかけた。
続いて、当校のエイケン校の哲学と倫理学のデビッド・ディラード(David Dillard-Wright)教授は、中共の暴行を非難したのち、臓器移植・臓器売買・臓器窃盗に関する法律と倫理の関係についてを深く考えるよう呼びかけていた。同時に、臓器の違法の取り扱いは集団犯罪と絡み、中に、専門組織と専門家(医師等)が中心となっていることを示した。また、臓器移植ツアーまで現れた今、犯罪に関わった医師が逮捕されることもなく、いまだに多くの病院と製薬会社が利益を目の前にして事実を隠していると指摘した。さらに、人間の臓器は法的立場からみれば、私的財産とみなされるべきではなく、なおかつ人体の一部分として売買と交換をしてはならないという見解を述べた。
同じくエイケン校の政治学のトーマス・ウッド(Thomas Wood)教授は国際政治、特にアジア及びソ連・東欧と中国の関係についての専門家である。ウッド教授は毎年約9万件の大規模なデモを起こしている今の中国人はもはや、中共専制政治の被害者ではなくなったとはっきりと示した。
シンポジウム終了後、ディラード教授とウッド教授2人はこれから法輪功を学びたいと言い、さらに校内で法輪功クラブも作ることを計画しているという。参加者の多くも、中国の実態を知ることができて大変満足していた。
2010年11月13日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/5/232029.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/11/10/121347.html)
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