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湖北省武漢市:母親の不当裁判を指摘した息子2人が警官に集団暴行される

(明慧日本)武漢市東西湖区に在住する法輪功修煉者・胡望香さんは2010年11月16日、東西湖裁判所で家族の傍聴を許されないまま、秘密裏に開廷された。閉廷後、胡さんの息子2人が理由もなく警官に集団暴行される事件が起きた。
 
 裁判の当日、裁判所の入り口には多数の警官が配備され、人々の裁判所への出入りを禁止し、中共当局の役人・街道弁事所(中国の行政の末端機関)及び私服警官が構内を囲み、周囲の人々を監視していた。また、東西湖区610弁公室の主任・曹斌は、直ちに胡さんの家族の傍聴を禁止した。
 
 構内の一角にある部屋で、裁判の状況をテレビで見ていた胡さんの姉と息子2人が、公訴人の劉濤に対し、偽の証拠を基にした不公平な裁判や卑劣なやり方を指摘したところ、曹は3人を「捕えろ」と命じた。直ちにパトカーから飛び出した国保(国家安全保衛)大隊の警官や私服警官ら数人が、3人に殴る蹴るの集団暴行を加えた。
 
 警官による暴行事件が起きた後、胡さんの姉はショックで高血圧が再発し、深刻な状態に陥った。息子2人は東西湖区支局新村派出所に身柄を拘束された。その後、2人は釈放された。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年11月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/22/%E6%AD%A6%E6%B1%89%E8%83%A1%E6%9C%9B%E9%A6%99%E8%A2%AB%E9%9D%9E%E6%B3%95%E5%AE%A1%E5%88%A4-%E4%B8%A4%E5%84%BF%E5%AD%90%E9%81%AD%E7%BE%A4%E6%AE%B4-232769.html

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