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山東省の法輪功修煉者、放浪生活を余儀なくされる

(明慧日本) 山東省高唐県の法輪功修煉者・王蘭強さん(36)は、1999年7.20から中国共産党(中共)に何度も連行されて迫害された。王さんは2006年から、中共に再び迫害されることを避けるため、放浪生活を余儀なくされた。
 
 王さんは1997年11月に法輪功の修煉を始めた。王さんは「真・善・忍」の教えに忠実に従って修煉した後、持病が全快したうえに人柄も善良になり、心身ともに恩恵を受けた。 
 
 2001年の年末、王さんは高唐県で法輪功が迫害を受けているという真相資料を配っていた時、地元の警官に連行された。警官・殷慶遠、董玉強は、王さんが法輪功の修煉を放棄しないという理由でひどく殴った。その後、王さんは7カ月にわたって拘禁され、強制労働を強いられた。
 
 2002年7月〜2004年11月まで、王さんは山東省第二労働教養所で労働教養を受けた。労働教養を受けている間、法輪功を中傷するDVDを見ることや、環境が悪い作業現場で強制労働を強いられた。王さんの家族も警官に嫌がらせを受け、王さんの祖父は強度の精神的圧力を受けて死亡した。
 
 2006年の年末、地元派出所の警官・李樹国は、逮捕令状の提示もなく、王さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍すべてを没収した。今回の不当侵入で、王さんは放浪生活を余儀なくされた。
 
 2007年の正月、王さんは祖母の葬式に参加した時、真相を知らない村民に通報されたため、仕方なくその場を離れた。通報を受けた警官は、王さんの自宅に侵入し、厳粛な葬式をかく乱した。
 
 2008年のオリンピック前、警官・李樹国はオリンピックが平安に行われるようにという口実で、たびたび王さんの両親に行方を問い詰め、巨大な精神的圧力を加えた。その後、北京オリンピック開催1カ月前、高唐県の610弁公室の警官5人は、悪質な手段で済南にいる王さんの兄に「王蘭強を隠すな」と恐喝し、兄の家にあった王さんの身分証明書を没収した。
 
 2009年11月、高唐県の警官は、家族に王さんに修煉を放棄させることを強制した。王さんの妻は圧力に耐えられず、離婚届けを提出した。その後、王さんが子どもを扶養しないという理由で、離婚した。
 
 1999年7.20から行われてきた中国共産党による法輪功弾圧は、信仰の自由に背いている。これまでに3300人の法輪功修煉者が迫害を受けて死亡している。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年12月22日

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