河北省:法輪功修煉者が労働教養を強いられ、健康状態が悪化
(明慧日本)河北省故城県に在住の法輪功修煉者・孫さん(45)は、法輪功の修煉を放棄しないという理由で2010年6月2日に不当に連行され、今なお、故城県の留置場で労働教養を強いられている。
孫さんは離婚して、ずっと息子と一緒に暮らしていた。生活のために規模が小さな商売を営んで、かろうじて生計を維持していた。法輪功を修煉してから、孫さんは「真・善・忍」という教えに基づいて自分を律する中で、昔からの強い闘争心や人と喧嘩しやすい心を取り除き、孫さんは性格が優しくなった。近隣の人達にも褒められていた。法輪功を修煉した孫さんは、人生の意義が分かるようになり、善意から法輪功が迫害を受けている真相と法輪功のすばらしさを村民に伝えることを始めた。
しかし、2010年6月2日朝6時ごろ、故城県の警官・張文清、高建らが孫会華さんの自宅に不当に侵入し、孫さんの身柄を拘束した。孫さんは派出所で一昼夜拘禁され、翌日、故城留置所に移送された。故城留置場の警官は、お金を払えば釈放するという口実で、孫さんからお金をゆすり取ろうとしたが、孫さんは警官の不当な要求を拒否した。そのため、警官に河北省鹿泉女子労働教養所へ移送され、労働教養を強いられた。
孫さんが連行された時、息子は出稼ぎに行っていた。一カ月後、孫さんの息子が、河北省鹿泉女子労働教養所に行って孫さんの面会を申請したが、警官に拒否されたため、会えなかった。12月14日、孫さんの息子が再び行った時、孫さんが足を引きずっていることや、意識がはっきりしなくなったことに気がついた。面会当時、孫さんは「力がなくて、病気になった。血圧も高くなった」としか言わなかったという。
孫さんの健康状態は、わずか数カ月のうちにここまで悪くなったことに、家族や友達は信じられず、皆は孫さんの安否を心配している。孫さんは労働教養所で拷問を強いられた疑いがある。
2010年12月26日
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