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年配の同修の学法について


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は新しく引っ越した家の近くで、ある年配の同修と学法グループを立ち上げました。同修は60代で、小学4年までしか学校に通えませんでした。私は毎日、仕事を終え、同修の家で『転法輪』の1講を学びましたが、同修は流暢に読んでいました。ある日、同修は「毎週1回、7〜8人の大法弟子が家で一緒に師父の各地の説法を学んでいますが、みんな読むのが早くて、私はついていけないことが多く、意味が分からない部分もあります」とつぶやきました。
 
 学法の途中で、私は突然、「同修は『転法輪』を理解しているのかな」と思い、すぐに読んでいるところを指して、「この文の意味が分かりますか」と聞くと、同修は「よく分かりません」と答えました。その後、いくつかの文の意味を聞きましたが、ほとんど意味が分かっていなかったのです。例えば「内包」や「境界」など、言葉の表面の意味もわからないのです。『黄帝内経』が1冊の本を指していることも分かっていないようでした。
 
 同修は十数年『転法輪』を学んできましたが、こんなふうに学んでいたことに驚きました。以前、年配の同修が法理がはっきり分からないとき、私は文化の差異だと思っていました。確かに、学校にあまり行けず、字が読めない年配の同修が、大法の力で『転法輪』を流暢に読めるようになっていました。しかし、読み方だけを知っていて、字面の意味さえ分からないとは思いませんでした。同修は、周りにいる数人の年配の同修も同じ状態だと教えてくれました。
 
 「私たち、ゆっくり読みましょうね。字面の意味を分かるようにしましょう」と提案しました。『転法輪』を読みながら、話し言葉が多くて分かりやすいと私は感じました。師父は、学校に行けなかった多くの年配の同修に気を遣われたのだとよく分かりました。
 
 ここで、注意を呼びかけます。もし、周りに同じような年配の同修がいたら、みんなで助け合いましょう。グループ学法のとき、スピードを追求せず、年配の同修のことに気を配ってください。
 
 不適切なところがあれば、ご指摘をお願いします。 
 
2011年01月10日

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